政治 – ニヤリ / Just another WordPress site Sat, 03 Jul 2010 10:06:39 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.8.2 民主党はまたやっちまったのか /archives/2007/11/post_686.html Wed, 28 Nov 2007 10:15:23 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=928 クリップのみ。
記事は後ほど。

航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」元専務の宮崎元伸容疑者との宴席に額賀財務相が同席したと守屋武昌・前防衛次官が証言した問題で、参院財政金融委員会(峰崎直樹委員長)は27日、守屋、額賀両氏の証人喚問を12月3日に行うことを議決した。
 民主、共産両党の賛成多数の決定で、自民、公明両党は喚問に反対し、採決に加わらなかった。自民党が27日、額賀氏の宴席への同席を否定する調査結果を発表する中、49年ぶりとなる現職閣僚の証人喚問を、全会一致の慣例に従わず議決する異例の展開となった。
 現職閣僚の証人喚問は1958年9月に衆院決算委員会で、当時の左藤義詮防衛長官を喚問して以来49年ぶり。守屋氏は、すでに10月29日と11月15日に証人喚問されている。自民党は12月3日の証人喚問には出席しない方針だ。
 額賀氏の問題をめぐっては、自民党の大島理森国会対策委員長が27日、記者会見し、独自の調査結果を説明した。宴席は、昨年12月4日午後6時半から東京・日本橋人形町の日本料理店「濱田家」で始まり、山田洋行の宮崎氏は9時半に店を出たことがハイヤーの記録から分かったとした。
 一方、額賀氏はこの日、午後6時から7時50分過ぎまで、家族や友人と東京・銀座のホテルで食事した。その後、8時13分から9時42分ごろまで、東京・永田町で安全保障の勉強会に出席した。大島氏は撮影日時が記録された会食者との写真のコピーや、勉強会の議事録の一部を示し、「額賀氏が(宮崎氏らとの宴席に)出席したことはあり得ない」と明言した。また、宴席に出席したジェームズ・アワー元米国防総省日本部長からも「額賀氏は宴席に出席していない」との証言を得た、と説明した。
 一方、民主党の山岡賢次国対委員長は27日、記者会見し、同党が額賀財務相が「山田洋行」元専務らとの宴席に同席したと追及した情報源は、第三者でなく、守屋氏だったことを明らかにした。守屋氏への事情聴取は、今月21日、22日の2回、電話で行った。民主党の調査チームのメンバーは27日、記者団に対し、額賀氏の同席について守屋氏以外からは証言を得られていないことを明かした。
(2007年11月28日0時18分 読売新聞)
守屋・額賀両氏の証人喚問は来月3日、参院委員会で議決 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

ニューストップ > 政治・社会 > 政治 > 強気の裏にのぞく不安=読めぬ喚問成果”民主 – Infoseek ニュース

額賀福志郎財務相の守屋武昌前事務次官らとの宴席同席疑惑をめぐり、自民党は27日、宴席の夜の額賀氏のスケジュールや証拠写真の公開に踏み切った。自民党は「これで額賀氏の潔白が証明できた」(幹部)と反転攻勢をかける構えだが、民主党は守屋氏から情報提供があったことを暴露した上で、参院財政金融委員会で額賀、守屋両氏の証人喚問を決定。自民、民主両党の攻防は“泥仕合”の様相を帯びてきた。
 自民党国対幹部は27日朝、国会内の一室で、額賀氏が昨年12月4日に出席した防衛関係の勉強会のCD”ROMを顧問弁護士から受け取り、再生スイッチを押した。
 13分後…。「いま額賀先生がご到着されました…」「遅くなりました」。間違いなく額賀氏の声だった。国対幹部はニヤリと笑い、「これならいける」とつぶやいた。
額賀問題 与野党攻防は「泥仕合の様相」 (1/2ページ) – MSN産経ニュース

 27日午後2時、国会内の自民党会見室に現れた大島理森国対委員長は自信たっぷりに事実関係を報告し、「額賀氏が宴席に列席したことはありえない」と断言。「国会法119条は各議院で無礼の言を用い、他人の私生活にわたる言論をしてはならないと定めている。民主党は偽メール事件の反省と教訓から検証チームが立派な報告書を作ったではないか」と、永田寿康元衆院議員(民主)を議員辞職に追い込んだ昨年の偽メール事件を皮肉った。
 自民党側は「これで国会の流れは変わった」「民主党はさぞ困っているだろう」と意気上がったが、喜びはつかの間だった。
 民主党は「アリバイに信憑(しんぴよう)性はない」(山岡賢次国対委員長)などと強気を崩さず、参院財政金融委員会は、自民、公明両党の反対を押し切って額賀、守屋両氏の証人喚問を強引に決めた。
 これには大島氏も「これだけ証拠を挙げて対応しているのに、あまりに理不尽ではないか。国会は法廷じゃないんだ!」と激高した。自民党からは報復として、額賀氏を追及した民主党の辻泰弘参院議員や小沢一郎代表らの衆院での証人喚問まで取りざたされている。
 額賀氏は27日夜、財務省で記者団に「私には客観的に証言してくれる人がたくさんいるので分かってくれると思う」と語った。
額賀問題 与野党攻防は「泥仕合の様相」 (2/2ページ) – MSN産経ニュース

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小沢一郎めがけて急旋回する防衛利権ブーメラン /archives/2007/11/post_685.html Fri, 02 Nov 2007 01:33:16 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=927 山田洋行がらみで政府を追いつめていたと思ったら急旋回してきました。

 民主党の小沢一郎代表の事務所は23日、元専務が守屋武昌・前防衛事務次官をゴルフ接待していた軍需専門商社「山田洋行」から受け取っていた政治献金計600万円を、同社に返還したことを明らかにした。
 事務所によると、小沢氏の資金管理団体「陸山会」や、小沢氏が代表をつとめる政党支部は、同社から95~06年に毎年50万円ずつ、献金を受けていたという。事務所は「山田洋行と特別なかかわり合いはないが、誤解を避けるためにお返しすることにした」としている。
asahi.com:山田洋行、小沢・民主代表に600万円献金 すでに返還 – 政治

 田村秀昭元参院議員(75)=7月に政界引退=が代表の政党支部が平成18年までの5年間に開いた政治資金パーティーに、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)が計360万円を支出していたことが1日、同社の内部調査でわかった。同一法人から20万円を超えるパーティー収入があった場合は法人名などを報告する義務があり、このうち300万円はこれに該当するとみられるが、支部側の政治資金収支報告書には記載がなく、政治資金規正法に抵触する可能性がある。
 田村元議員をめぐっては、現役空将時代の昭和61~62年ごろ、山田洋行に宿泊・テニスの費用を丸抱えされていたことが判明しているが、政界進出後も資金提供が続いていた可能性が浮上。制服組OB議員と空自機エンジン納入などで急成長した専門商社の不透明な関係が浮き彫りとなった。
 山田洋行の支出記録によると、毎年1、2回開催された田村元議員の政治資金パーティー「田村秀昭政経セミナー」への寄付金として、同社は過去5年間に6回で計360万円を支出していた。
田村元議員、山田洋行からの献金300万円が未記載 (1/2ページ) – MSN産経ニュース

田村元議員に宿泊テニス費負担 山田洋行元専務 (1/2ページ) – MSN産経ニュース
田村秀昭元議員は新進党から民主党まで小沢一郎を支えた側近。
もう民主党関連のニュースを見るだけで腹が立ってくる。


流れは次の記事がわかりやすい。ゲンダイというのを念頭に。

 防衛省の腐敗、隠蔽、タカリ体質は底なしだが、防衛利権に群がっていた政治家は、与野党とも相当数に上りそうだ。
 守屋武昌前防衛事務次官の証人喚問が29日に決定したが、与党は「山田洋行と小沢一郎の関係はどうなんだ」などと牽制している。小沢は「山田洋行」から600万円の政治献金を受けていたことが発覚し慌てて全額を返金したが、確かに同社との結び付きは浅くない。
 山田洋行は、親会社の弥生不動産が不良債権で四苦八苦していた93年頃から急激な成長を遂げている。当時は、細川連立政権の時代。急成長の背景に小沢の「陰の力」がささやかれたものだ。
「93年度に海自が米製ホーバークラフト1隻(503億円=輸送艦込み)を購入した際、納入業者が三井造船から山田洋行に“逆転”した。これにより山田洋行は防衛庁から66億円の輸入契約料を得ている。また、総額2200億円の空中早期警戒管制機(AWACS)のエンジン輸入でも、実績のある極東貿易が代理店から外れ、山田洋行に移るなど二転三転した。当時は、航空自衛隊出身の田村秀昭元参院議員(当時=新生党)が自衛隊の装備購入に絶大な影響力を発揮していた。田村氏は、小沢の側近中の側近でした」(防衛省関係者)
 AWACSの問題では、小沢の天敵の野中広務元官房長官が、93年10月の衆院予算委で「購入の決定に政治家が関与していないか」と細川首相や中西啓介防衛長官を執拗に責め立てた。
「防衛利権は、旧田中派の金丸信氏がガッチリ握っていたが、金丸氏は92年の東京佐川急便事件で失脚し、小沢が利権を引き継いだ時期があるのです。その後、再び自民党が巻き返す。魑魅魍魎の世界です」(事情通)
 92年度に140億円だった山田洋行の年商は、07年度は351億円にまで膨らんでいる。その裏でオイシイ思いをした政治家はいっぱいいる。
与党が牽制する小沢一郎と山田洋行の浅からぬ関係(日刊ゲンダイ) – Yahoo!ニュース

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9/16報道2001での鳩山由紀夫出演分テキスト書き起し /archives/2007/09/9162001.html Mon, 17 Sep 2007 10:36:55 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=917 長いので続き以下に。
鳩山由紀夫の外交オンチ、外交無策ぶり、お花畑ぶりがよくわかります。

参加者:
民主党幹事長 鳩山由紀夫
政治評論家 石見隆夫
政治評論家 竹村健一

(女性アナウンサー):ここからは民主党幹事長の鳩山由紀夫さんに伺ってまいります。
おはようございます。

(黒岩):おはようございます。

(鳩山):おはようございます。

(女性アナウンサー):よろしくお願いします。

(鳩山):こちらこそ。

(女性アナウンサー):石見さんには引き続きよろしくお願いします。

(岩本):はい、お願いします。

(黒岩):さぁ、まずは代表質問直前のこの突然の安倍総理の辞意表明だったんですけどね。

(黒岩):率直にどう受け止めましたか?

(鳩山):いやぁ、本当にびっくりしましたね。まぁ、私共はね、参議院選挙の結果の民意ってものがね「安倍総理、あなたはお辞めなさい」という民意だったことは間違いないわけですから、
そのときにお辞めになっていればね、ここまで政治的な空白は無かったと思うんですが。

(黒岩):ええ、ええ

(鳩山):もうこれで2ヶ月になりますよね。2ヶ月国会が開かれないという状況は、やっぱりこれは総理の責任は大きいと思います。
で、私は、一番残念なのはですね、まぁ、総理は多分体調などで、お辞めになったとすれば、早くお治りになっていただきたいと思うばかりでありますけど、やっぱり国民の皆さんに向けてね、お辞めになるときに「大変これで迷惑かけました」とお詫びの一言が欲しかったですね。
それが未だに無いということはね、これは寂しい事ですし、それはやっぱり我々とすればこれからのですね、政治空白をできるだけ、これは無くしていく為に、これは与党の責任ではありますけどね、「大いに、早く議論しようじゃないか」と「待ってますよ」と、今我々とすればその体制準備を固めているというところであります。

(黒岩):この事態を受けて小沢代表が「政局にはまらずに、今までどおり粛々と進めればいい」と、党内を諌めたということですが、諌めるということはやっぱ党内がこう何か浮かれたって感じはあったんでしょうか?

(鳩山):浮かれたというよりもですね「一体どうなるんだ」と、えー、我々としても、例えばですよ役員会でも色々な会議を急遽開いて、そして向こうが総裁選になると、我々はどういった体制を敷くべきかと、考えようじゃないかという発想もあったんですけど、「いや、もうそれはいらない」と。
「今まで規定通りの会議をそのまま粛々と行えばいいんだ」と、いうことでですね、「何も新しいことは必要ない」と「我々は今大事なことは国民の民意に答えることであるから、その為にはやはり民意を受けた政策を一つ一つ仕上げていく事じゃないか」ということにね、徹しようということになったんです。

(黒岩):なるほど、で、あのー面白いですね。「安倍さん辞めろ辞めろー」って言ってて、それで、辞めちゃったら、渡邊コウゾウ最高顧問が面白いこと言ってましたね。「いやー、安倍君のが良かったんだよな」って言って

(鳩山):ははっ(笑)本音かもしれませんね。

(黒岩):本音ですね、これね。
どういう事ですか、これは?

(鳩山):いや、それは戦いやすいって事でしょ。それに違いがわかりやすいですからね。
小泉-安部路線に対しては民主党の違いってものがはっきり出て、それが選挙に表れたわけですから、それをそのお辞めにならないで継続されれば、それは我々とすれば戦いやすいという発想はあった事は間違いない。
ただ、それだけにね、総理が変わると、あるいは総裁が変わると、「大変じゃないか」みたいなね党内の空気が出てくることを、小沢代表は諌めたと、いうことです。

(黒岩):なるほどね。その民意を受けてないんだと言って、で、その安倍総理が辞めた、そしたらその今選挙をやっていると、リセットされちゃった感じ。
そうすると、民主党の、その対自民党に向かっていく、政権交代を目指していく戦略も変わっていくということですか?

(鳩山):戦略を変えてはならないということがね、小沢戦略なんですよ。

(黒岩):ほー。

(鳩山):そりゃ「国民の皆さんの想いというものを大事にするという事である以上ですね、相手が誰であろうと我々が微動だにしちゃいかんよ」と、いう事なんですから戦略が変わるわけではありません。
そりゃ、解散を今年中に求めていくという事も含めてね、変わらないでこちらとしてはは攻めて行く。

(黒岩):石見さんいかがですか?

(岩本):んー。鳩山さんの仰るとおりだと思いますね。
ですからやっぱ安倍さんは、あのー、所信表明の前にね辞めるべきだったと思うんですよね。
それと、記者会見でやっぱり本当のことを言うべきでね、みんな病気だということを仰らないと格好つかないですからね。
それで混乱が起きて、国際的にも色々誤解を生んだわけですからね。

(黒岩):これどうでしょうね。基本的な流れとしてね、参議院選挙で民主党が大変な勢いになりましたよね、自民党負けましたよね、それで、その勢いがどこまで続くのかということですよね。
そんなときに、要するにまぁ、民主党の勢いに押されて安倍さんが降りた、でリセットされたわけですか?

(岩本):えぇまぁ水が入ったという感じはしますね。
だから今正直に仰ったんだけど「安倍さんなら戦いやすい」と。
つまり「安倍辞めろ辞めろ」と言いながら本音は辞めて欲しくなかったというような話でしょ。民主党はね、

(黒岩):そうなると民主党にとってちょっと不利な状況になったと

(鳩山):んー。

(岩本):そういう感じはします。

(黒岩):そこらへんいかがですか?

(鳩山):そりゃ、新たなね、政権がでるとなれば自民党とすればね、そこは反転攻勢のチャンスとするわけでしょ?
そりゃそうですよ。ただ我々としてだからといって戦い方を変えるなんて事はしないと。相手が誰であろうと。

(竹村):誰がね、与党の総理になろうと、ぼくがお願いしたいことがね1、2あるんですよ。
ひとつはね、今まで本当に野党が、民主党なんかが調べたいという事を国政調査権というのが、なんか案外使えなかったらしいね?

(鳩山):そうですね、今まではね。

(竹村):それをですね、使って本当に、あの、特に特別会計というとこにいっぱい色々あるらしい。
あのー、農家を1兆円ぐらい補助するなんていうのもね、そんなものどこに財源があるんだと、まぁ、あの、正規の予算から見たらホンマどこに財源あるんだと思うんだけど、
その国政調査権を使って、今まで60年間自民党の中で、その膿やなんや貯まっとる。それを抉り出すことをやってくれたらね、ぼくは意味があると思うんだけどね。
で、もうひとつ。
もうこうやって参議院だけれども、ナンバーワンの政党になった今は、これからはね、もうやっぱり反対ばっかりでなくて、民主党ならこういう事をやるんですよという法案を出して、それを一つでも二つでもね通してもらいたいし、それを受けるような度量の広さを自民党は持つべきやと思うんだよね。
この二つね、国政調査権をホンマにやって、活用することと、それから、国民が「おおー、ええ政策やってくれたなー」っていうのを通してくださいよ。

(鳩山):その二つはお約束しますよ(少し語気荒く)
で、今までもですね。これは竹村先生のお言葉ですが、我々反対のための反対をするような政党に堕落しちゃだめだよ、という事は申し上げておりましたし、少なくともわが党の考え方を示そうではないかと。
これはテロ特に関してもそうです。すべてそういう事にしていきます。
もうひとつの国政調査権の話はですね、これは今となってはの話なんですが、私の後は長妻君が議論するはずでありましてね、代表質問、七十いくつ質問を用意しておったんですよ。

(黒岩):ほー。

(鳩山):まぁあまりにも多すぎる。国政調査権を使ってこういうことも聞きたい、こういう事も聞きたいって発想をですね、長妻議員がしようとしたわけです。
で、たぶんこれはひとつひとつ とても答えられないなという思いが安倍総理にはおありになったと思いますけれども。
しかし、これは総理が全部調べるわけではありませんで、必要なことは当然役所がきちっと答えを出してくる話でありますから、できない話じゃありませんので。
国政調査権、特に国民の皆さん年金問題がね、やっぱり大変、お年を取られたときに心配ですから、その年金問題に対してまだ闇で見えないとこが沢山あるわけです。
そのへんも抉り出していくための国政調査権、テロ特のための国政調査権、必要なとこでしっかりと使っていきたいと思います。

(黒岩):長妻さんが先週末仰ってましたけどね。国政調査権、これはすごい、もう万能の力かと思ったら実はそうでもなくて、役人が隠そうと思ったら隠せるもんなんですよね。

(鳩山):それは、どこを隠しているかってものが必ずしも見えていませんからね。
ただし、今まではですね、国政調査権すら野党の悲哀の中で十分活用できなかったところができる様になるわけですから、そこは、本気で、ですよ、いやまだ隠してる事があるんじゃないかという部分を国民のみなさんと一緒に攻めていけば、もっとこれは与党というか政府を窮地に追い込むことができる。
と、そう思いますね。

(黒岩):石見さん、国政調査権、あの、ずいぶん変わっていきますかね?

(岩本):そうですね、あの、使いやすくなった事もある、限界もあるんでしょうけどね。
私は、その、民主党は解散しろというのがね、ちょっとその性急すぎると思うんですよ。
参議院選挙で勝ったんだからね、一仕事してからね、その解散を要求すべきでね。
まだこれから仕事をするっちゅう時に解散しろ解散しろって言うのはね。
そう思いませんか?ちょっとぼくはせっかち過ぎると思うな。

(鳩山):ええ、あの、明日にでも解散しろということではね、まぁ内閣が新しくできるわけですから申すつもりはないですけれども。
ただ、この民意がですね、参議院選挙の後の民意というのが、やっぱり、解散をして信を問いなさいという民意なんですよ。
で、それはできるだけ早いうちに行使(?聞き取れない)しなければいけない。

(黒岩):た、ただどうなんですか?
民意っていうのはね「安倍政権No」と言った、で安倍さん辞めたんだったらば、民意を受けたことになりませんか?
鳩山さんの大義名分なくなりませんか?

(鳩山):仰るとおり。その部分はね。
ですが私どもは

(黒岩):(遮って)で、何をもって解散を求めるんですか

(鳩山):自民党政権そのものが基本的に、こう長期ですよ、長期衰退現象に歯止めがかかんない、こう一時小泉さんのときに大きな、この彼自身のね(強調しながら)個性によって「自民党ぶっ壊す」と言ったんですから、
そのことによって自民党の支持率は高くなりましたけども、自民党の底を作っている、基盤を作っている部分というのは変わっていないですから、そこのところが、国民の皆さんにやっぱり厳しく糾弾を受けたということでありますから、出来るだけ早い時期に私は解散総選挙をするべきだと。
すなわちですね、この、安倍さんも解散総選挙を、というか総選挙を経ていない内閣なわけです。
で、今度できる方もどなたであれ、国民の皆さんの民意を受けてはいないんです。
ですから早いうちにやっぱり民意をうけて、そして、本来ならば信を問うて、で、堂々と第二次なんとか政権を作ろうと思えば作ればいい。
で、我々はそこに新しい小沢政権を作るぞという戦いになる。

(岩本):その考え方はわからないでもありませんが、民意というのは参議院選挙で一回出ているわけですね。
直近の民意がすでに出ているわけですから。
民主党はやはりここで、あの、仕事をするべきだと思いますね。

(鳩山):いやそれは仕事はしますよ。

(岩本):それと今から(聞き取れない)ですが。
その、総選挙をやれというのはですね、民主党のその政権取りなんですね。
政権を

(鳩山):(遮って)いや、そうしないと日本良くならないってよく我々も(聞き取れない)

(岩本):それは良くわかるんですが、

(竹村):いや、せやけどテストとして、ちょっとええ法案出してもらいたい

(鳩山):(かぶせるように)そりゃやりますよ。ですから(語気荒く)
もうすぐに、すでに、年金の、保険料流用禁止法案というものは既に、今空白期間ではありますけど我々は提出いたしましたし、政治とお金の話もやります。
また、たぶんイラクの自衛隊に対して撤退法案ていうのも出す事になると思いますし、障害者自立支援法に対しても改善案を出していきます。
まぁ、いくつか必ずやって、それを参議院で仕上げるという事を

(黒岩):解散総選挙に関してさっきね、福田さんが仰っていましたけどね、なんか、その、福田さんが総理になった場合の話ですけどね。
その、予算をまず通してくれと、予算通した後にまぁ話し合いで、民主党と相談の上で解散みたいな。
こんな事どうだろうと。まず予算と

(鳩山):ええ。さっき仰ってましたね。
ただ、国民の皆さん方のね生活に響くからと、いう話も一理あると思います。
ただ、政治空白を作ったのはどなただと。国民の生活に影響を与えているのはどの政党なんだと思い返していただかにゃならんと思いますが、当然私たちは民意というものにそむく形で行動するつもりは一切ありませんから。
まだ、これはこの、しばらく、新しい政権を続けなさいという話であれば、そこに民意に背いても問責だなんだというようなことを無理繰りやって、解散に追い込もうというつもりはありません。

(岩本):いやいや、この際一気に政権をというね、そういう民主党の考え方はね。
ちょっと私はねぇ、あの下手すると怪我をすると思うんですよ。
せっかく、ですから今政権政党の基礎を固めるチャンスが与えられたんですから、ここで基礎を固めるときなのにね解散やれと。

(鳩山):いや、基礎は十分固めていっていますから。

(黒岩):この後本当にね、民主党に本当に政権担当能力があるかどうかいろんな事で問われてくる。みんな見つめてると思うんですけど。
まぁ、それと関連するかどうかは、まぁ見方違うと思うんですが、この国会最大の焦点になりましたテロ対策特別措置法延長という問題があります。
これはやっぱり断固反対という事ですか?

(鳩山):断固反対という言い方をするとね何か反対のための反対だという風に聞こえるんです。
私どもそうじゃないんです。
あの対テロ戦争は成功していますか?と、その冷静な分析がなされていないんです。
で、テロがですね撲滅させなきゃならないというための戦争で、じゃ、テロが減ってるかといえば、年間2割3割じゃないですよ、6倍7倍でテロが増えてきているというのが今のアフガニスタンの現状なんです。
ということは今の戦い方は、これはアメリカだけではなくて国際的にも見直さなけりゃならないんじゃないですかと、出口戦略というものが全然見えないという意味においてはイラクと似たような状況にアフガニスタンもなっているんじゃないですかと。
にも関わらず、ただ「アメリカのやっていることだから」、あるいは「国際的にも感謝されているから」「じゃぁやりましょうよ」という、ただそんな発想で我々が継続するのはおかしいんじゃないかと。
ここで立ち止まって出口戦略を考えながら本当にアフガニスタンに喜ばれるそのような形で戦争ではない、むしろ非軍事的な役割を日本が果たすべきじゃないでしょうか。

(黒岩):本当にアフガニスタンのためになるという、テロを減らすことに役に立っているというこが分かれば続けても良いという事ですか?

(鳩山):それはそうですよ。それはテロが無くなればですよ。ただ

(黒岩):(遮って)そこは小沢さんとは違いますよね

(鳩山):小沢さんは国連安保理決議というものが無いということを

(黒岩):(遮って)それが無いと絶対だめだということですよね

(鳩山):それが一番根底にあります。わが党の、それが、ですからそれが無い中でのアメリカ中心の戦争だからこそこんな状態になってしまったじゃないかと。
しかも、あの、このブッシュがですよ、最初の頃、ISAFという安保理決議の元での行動を制限したんですよ。
で、カブールしかISAFの行動が出来なくて、5年ぐらいですね、その、本来必要なISAFの行動が制限された結果、こう軍閥が割拠してタリバンがどんどん出てしまったと。
こういう失敗というものをどのように見つめるかという事を考えたときに、やっぱりあの小沢さんは、このアメリカの対テロ戦争というものは我々は協力すべきでないという結論を出したわけです。

(黒岩):これは非常に重要なポイントだと思うんですけどね。
要するに、自民党側は民主党の考えをちゃんと聞いてそれを織り込んだ形で新法を作ってやっていきたいなという姿勢を見せている。話し合っていきたいと言っている。
だから、例えば本当にどれだけ効果があるのか無いのかも含めてもっと情報を公開してみたりだとか、いろんな民主党の考え方を聞いてやろうとしてる。
その話し合いに乗るのかどうか。
でも、小沢さんの言っているのは原理原則ですから、「国連安保理の決議が無いもんだから、そんなもん話にならないんだ」と言ったらば話し合いすら始まらないですね。
このあたりはどうなんですか?

(鳩山):話し合いというのは、それは「話し合い」という言葉がですね非常に曖昧なんですけれども。
水面下でね、コソコソと自民党と民主党の間で何か折り合いをつけるみたいな発想はこれはやるべきでは無いんです。
だから国民の皆さんの注視の中で委員会でしっかり議論をするのが、それが政党の話し合いなんですよ。
そういう話し合いは我々は大いにやろうじゃないかと。
で、その話し合いの中で結論というものが見出されていけば、われわれはこの給油活動みたいな発想で、即ち対テロ戦争を応援するような形での継続はありえないけれど、別の形で本当にアフガニスタンを平和に導くような、戦争ではない形の導き方であればそれを協力しようじゃないか、という発想はありますよ。

(黒岩):これね、民主党の中どうなってるのか改めて確認したいんだけど、選挙終わった後にですよ、管代表代行がここにお見えになってですね聞いたときに情報公開ちゃんとやって欲しいと、それとその国会の事前承認ちゃんとやって欲しいと。
これがあれば我々だってテロ特措法根本に反対している訳じゃないんだからっていう事を仰ったんで、「あぁこの問題そんなに大きな問題にならないで行くのかな」と思ったら、その後小沢さんが「原理原則、国連安保理決議無いものは絶対ダメだ」となって民主党はガッっと一枚になりましたね。
今鳩山さんが仰っていることはその原理原則じゃなくても話し合いましょうという事ですか?

(鳩山):そうじゃありません。原理原則はそりゃ大事ですから。
私は対テロ戦争に協力するような形の、いわゆるアメリカ中心の発想に日本が協力するということは、これは国連安保理決議が無いから無理ですよと。
そうではない、しかし本当にアフガニスタンを平和に導くような、そんな戦略があれば

(黒岩):(遮って)給油活動、給油活動に絞ってみたらこれはどういった

(鳩山):給油活動は対テロ、テロ戦争に対する、先ほど麻生さんも仰ってましたでしょ、軍事活動なんです。
軍事行動はやめましょうと。

(黒岩):これ石見さんどうですか?

(岩本):いやー、あのテロとの戦いは賛成なんでしょ?

(鳩山):テロとの戦いは賛成ですよ。
テロが今増えてるんですよ?

(岩本):いや、戦争をやる以上は勝たねば意味ないんで、鳩山さんが言われたような戦争のやり方を見直そうってのは賛成ですよ。
しかし、これは給油を続けながら見直すって発想は出ませんか?
出てこないですか?

(鳩山):給油は…給油した船が一体なにをやっているかってのを

(岩本):(遮って)なぜそういう事を言うかというと、これは一種の国際世論なんですよね。
これ、続けて欲しいという。

(鳩山):だから石見さん、この日米同盟とか国際世論とかいう言葉自体が、私は、あの、必ずしもですよ、だから金科玉条のようにするようにすることもおかしいと思っていて、こう、例えば国際的に間違っている行動ではないかということも、日本としてせっかくイスラム世界の方々と親しく付き合っている我々のほうから、むしろ新しい戦略というものを出すぐらいのね、気構えを持つべきだと思う。

(黒岩):新しい戦略を出すのはいいんだけど給油活動そのものは国連安保理決議に則っていないから間違ってると、こう小沢さんの言い方ですけど、それは鳩山さんもそう思ってる

(鳩山):間違ってますよ

(黒岩):給油活動はやめて、自衛隊も戻ってくる

(鳩山):そうです、そういう形しか無いでしょうね

(鳩山):それで国際的に孤立するという事は無い?

(黒岩):ありえませんよ、そんなことは

(岩本):しかし一方で実態が良く分からないわけでしょ、民主党もね。
分からない事が沢山あるわけですよ。
インド洋の戦いについてもね。

(鳩山):そうです、そこは国政調査権を使うしかないです。

(岩本):分からない事が沢山あるにも関わらず、まず反対というところがねちょっと飛躍があるような気がする。

(鳩山):(遮って)いや、ですから根本的なアメリカの対テロ戦争で、テロが無くなってればいいですよ。
私はむしろですよ、そこだったら小沢代表を説得するぐらいの思いを持たないといかんと思います。
ただ、まさに小沢さんの仰ってる方向でテロがどんどん増えているという事は、戦争自体が間違っているじゃないんですかというとこが

(岩本):いやー。間違ってるかどうかわからないよ

(鳩山):いや間違ってますよ

テロが増えていると再三強調する割には具体策は皆無、それでいながら国際協調の下で行われている不朽の自由作戦からの撤退を声高に叫んでいる。
wikipediaを見るまでもなくこの作戦はNATOをはじめ実に多くの国が参加し、国際世論の中進められているわけで、さらに言えば当事国であるアフガニスタンがこの作戦に参加していることも踏まえなければならない。 参考:対テロ戦争 – Wikipedia
ここからの離脱は世界的に進められている対国際テロ組織との戦いからの一方的な離脱と捕らえられるばかりでなく、イランやシリア、北朝鮮などのテロ支援国家に序されてしまう危険性すら孕む。
はっきり言って、現在の日本がおかれている国際的な立場からすればこの作戦からの撤退は常識以前の問題としてあり得ない。
これをネタに外交交渉なども絶対にあり得ないレベルの話だ。
こんな事を野党第一党の役員がテレビで臆面も無く発言してしまう事それだけで日本の国益を回復不能なレベルにまで失わせてしまうだろう。
この国の国民はこのような政党に野党第一党の地位を与えてしまったのだということを忘れてはならないと思う。
これで国際的信用が失墜した場合、極めて深刻なレベルでのオイルショックや食料危機が起こったとしてもそれは国民が負わなければならない責務だろう。

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鳩山由紀夫のトンチンカンなテロ特措法論 /archives/2007/09/post_677.html Mon, 17 Sep 2007 06:23:23 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=916

 民主党の鳩山由紀夫幹事長は6日、浜松市での講演でテロ対策特別措置法の延長問題に関連し「(アフガニスタンの国際治安支援部隊)ISAFの後方支援なら議論の余地がある」と述べた。ISAFそのものへの参加は「多くの命が失われる可能性がある」として否定的な考えを示したが、物資補給や輸送などの検討を示唆した。
Yahoo!ニュース – 毎日新聞 – <鳩山幹事長>ISAF支援なら議論余地も テロ特措法問題

誰かこのウルトラバカを何とかしてくれ。
インド洋沖での給油給水作業自体がアフガニスタンに対する超後方支援だろうが。
ISAFへの参加を「多くの命が失われる可能性がある」として否定しておきながら、上陸しなければならない分給油活動より飛躍的に危険の大きい物資補給や輸送なら良いってのはどこのお花畑の論理かと。

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自民党総裁選立会演説会 /archives/2007/09/post_676.html Mon, 17 Sep 2007 06:15:32 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=915 自民党総裁選 福田氏と麻生氏の立会演説会@日テレNEWS24
麻生太郎のスピーチがすごい。
震えが来た。

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岩屋たけし自民党国会対策副委員長の正論 /archives/2007/09/post_675.html Sat, 15 Sep 2007 14:32:25 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=914

こんにちは、岩屋たけしです。自民党総裁選が告示されました。もっとたくさんの候補者が出てくれるものと期待していましたが、結果はさにあらず。麻生さんと福田さんの一騎打ちとなりました。
問題なのはその選挙のあり様です。国会開会中に自民党の都合だけで国会を止めてしまっているわけですから、そんなに長く政治空白を作るわけにはいかない。とはいえ、国会議員だけで決めるようなやり方もよくない。議論の結果、当初は19日に予定していた投票日を23日までずらして、その間、各都道府県においてできる限り党員の意思を反映させようということになりました。
(中略)
「安倍総理の退陣の意向を事前に聞いていたのに何もしなかった」などと批判をする向きもあります。麻生さんが総理からその話を切り出されたのは所信表明演説が終わった直後だったそうです。当然のことながら「いま、そんなことをする時期ではないでしょう。テロ特の議論もこれからです。所信表明をやって代表質問前に辞めるなんて尋常ではない。ここは踏ん張ってください」と、このことを誰にも言わずに強く慰留をし続けたものの、とうとう最後まで総理の決意は変わらなかったという経緯だと聞いています。
これまた、麻生さん一人の責任でしょうか。そもそも前回の総裁選で安倍さんの人気を当てにして一早く勝ち馬に乗ろうと押しかけていったのは誰誰だったのでしょうか。麻生さんは敢然と安倍さんと戦い、敗れ、そして請われて潔く今日まで支えてきたのです。自分達の責任はケロリと忘れ、今回もまた「ポジション取り」のために前回以上の勢いで勝ち馬めがけて突進している各派閥の姿は誠に見苦しいと言わなければなりません。
麻生グループを除くすべての派閥が候補者の所信も政策も聞かないで福田さんの推薦を決めてしまったのですから、普通なら、選挙は終わったも同然なのでしょう。しかし、麻生さんは決して引き下がることはありません。そんなことをしたら、自民党はまさしく崩壊してしまいます。ここは「麻生さんの戦いこそが自民党を救う」という状況になりました。政策論争は今日、始まったばかり。明日には初めての立会い演説会も開催されます。選挙はこれからが本番です。麻生さんと一緒に、最後まで断固戦い抜き、派閥談合選挙を打ちやぶり、党員、国民の支持を得て、自民党を再生させていきたいと決意しています。
たけしの国会日記:「派閥足し算選挙」と頑固戦います!

大変すばらしい正論だと思います。
岩屋議員といえば公式サイトに上げられている外務副大臣としてのベナン訪問に関するレポートも大変素晴らしい文章です。
ゾマホン氏の祖国 たけしの忙中閑話@Takeshi Iwaya on WEB
ぜひ一読を。

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山崎拓はそろそろ議員として相応しくないと思う /archives/2007/09/post_673.html Sat, 15 Sep 2007 12:37:47 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=912

自民党の山崎拓前副総裁は14日に開かれた山崎派の総会で、インド洋における海上自衛隊による給油活動を継続する新法案について「来年の通常国会に提出し、(野党との)話し合いで成立させるべきだ」と語った。また、安倍晋三首相が活動継続を「国際公約」としたことについては「首相が辞めてしまえば約束はないと同じ」と述べた。
給油新法、通常国会に提出を 自民・山崎前副総裁|政局|政治|Sankei WEB

そろそろ引退してください。
あまりに酷い。

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安倍首相辞任の意向 /archives/2007/09/post_671.html Wed, 12 Sep 2007 12:30:30 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=910 安倍首相、突然の辞意表明|首相|政治|Sankei WEB

 安倍晋三首相は12日昼、自民党幹部に辞意を表明した。首相は7月の参院選での自民党大敗後も続投を選択したが、閣僚らの不透明な政治資金処理問題などで政権の失速に歯止めがかからなかったためとみられる。首相の辞意を受け、自民党は早期に総裁選を実施して新総裁を選出する見通し。安倍首相を支えてきた麻生太郎幹事長らを中心に後継選びが進みそうだ。
 関係者によると、安倍首相は同日昼、首相官邸を訪れた自民党の大島理森国対委員長らに対し、「総理の職を辞する。代表質問に答えられない」と述べたという。これを受け、自民党は各党に対し、午後1時から予定していた首相の所信表明演説に対する各党代表質問のための衆院本会議開催を遅らせるよう申し入れた。本会議は流会になる見通し。
 麻生氏は国会内で記者団に対し、首相の辞意表明について、首相が「議会で求心力がなくなった」と理由を伝えてきたことを明らかにした。また、民主党幹部は、自民党幹部から「私(首相)は代表質問に出るわけにはいかない。健康上の理由だ」と伝えられたことを明らかにした。
 安倍内閣は昨年9月26日に発足。教育基本法改正、憲法改正のための国民投票法制定など、「戦後レジーム(体制)からの脱却」に取り組んだ。
 しかし、昨年12月に政治資金問題で佐田玄一郎行政改革担当相が辞任。今年5月には事務所の光熱費問題などを問われた松岡利勝農相が自殺。さらに久間章生防衛相が失言で辞任するなど閣僚のスキャンダルが相次いだ。
 7月の参院選では年金記録紛失問題への批判もあって、自民党の獲得議席が37まで落ち込む歴史的な敗北を喫した。首相は「改革を続行することが私の責任だ。政治空白をつくるべきではない」と、引き続き政権を担う方針を強調。8月27日に内閣改造・自民党役員人事を断行したが、直後に遠藤武彦農水相が辞任に追い込まれるなど混乱に歯止めがかからなかった。

青天の霹靂。


過去のエントリで書いている(失望した)ように安倍首相の政治能力(というか政局能力)には疑問を持っていました。
それ以降も政局となる度にその資質を疑っており、参院選惨敗という結果を受けてその疑念は確信に近いところまで達していました。
しかし、私は安倍政権を支持していました。
なぜなら前々から事あるごとに書いているように私は自民党を支持しているからで、その自民党の総裁選という真っ当かつ民主主義的プロセスを経て選出された党総裁であり、国会における指名を受けた正当な日本国の首相だったからです。
自民党に一票を投じた人間として安倍首相を支持することは当然であると思います。
その首相が本日突然辞意を示したことに大きな驚きを感じています。


安倍晋三衆議院議員が安倍首相となってから1年弱。
この期間で行ってきた政策は小泉純一郎前首相と比するばかりでなく過去の偉大な首相に比肩するほどのものであったと思います。
自衛隊の防衛省昇格や教育基本法改正、海洋基本法の成立犯罪収益移転防止法(マネーロンダリング防止法)、社会保険庁解体など過去の政権が決してなし得なかった数々の政策を成し遂げました。
さらに特筆すべきは海洋国家である日本にとっての安保条約に匹敵する日米印豪4カ国準同盟やサウジアラビアをはじめとする中東各国との関係強化といった「世界における日本」を強力に印象付ける政策を粛々と成し遂げてきました。
また、麻生太郎外相とのコンビネーションで今後100年の計とも言える「自由と繁栄の弧」構想を立ち上げ、わずか1年足らずの間に目を見張るような外交成果を挙げてきました。
この成果を見るに安倍首相は有史以来のきわめて優秀な首相であった事は間違いないであろうということに疑いの余地は無いと思います。


対して上で挙げたような日本にとって極めて有益な政策を成し遂げてきた首相に対するわが国のメディアのあり方には極めて強い疑問と嫌悪感と失望を感じます。
一国の首相が国内外で成し遂げてきたこれらの業績を国民に知らせることなく矮小なスキャンダルや不祥事報道を続け煽動に明け暮れ「公平な報道」や「報道の中立性」などかなぐり捨てたが如きメディアに報道機関を名乗る資格など本当にあるのでしょうか。
これらの首相の業績についてどれほどの国民が認識しているのでしょう。
メディアとは(大義名分であるとはいえ)公平で中立な報道を行うべきではないのでしょうか。
街頭インタビューで「安倍首相は何もしていない」などと発言している国民を見てメディアはどう考えているのでしょうか。
安倍首相の業績が正当に認知されていないのはメディアの怠慢と傲慢の表れでは無いのですか。


会社などで比較的良く「愚直で真面目に実績を積んでいるがなぜか評価されない人」や「いい加減で適当で大きな失敗は無いものの成功も積んでない割りに極めて評価の高い人」というものを目にします。
これは外部から見れば「耳あたりの良い言葉に高い評価を置き部下を真っ当に評価しない上司」の責任であることが良くわかります。
安倍首相の辞任にあたりこの構図を真っ先に思い浮かべました。
民主主義国家である日本において、政治家の上司は一般の国民です。
国民は政治家の言動や実績について評価し投票するわけで、その投票について少なからず責任を負わなければならないと思います。
今の政治はダメだと声高に叫ぶ声をよく耳にしますが、ダメにしたのは政治家でなく国民ではないのですか。
国民は投票だけすれば良いのではないのです。政治家の上司なのですから。


先の参院選において多くの有権者が「自民党にお灸を据える」として民主党に参院第一党の地位を与えました。
その結果起こったとも言える今回の首相退陣について全ての有権者は負うべき責任を持っています。
メディアには解散総選挙も無ければ不信任決議もありません。
政治家の上司は国民です。
真っ当な社員を真っ当に評価できない会社は確実に後退します。


と、そんなことを考えた首相退陣でした。
煽動のスペシャリストであった小泉前首相の後任としてその心労と激務は察するに余りあるものであったのでしょう。
今は只「安倍首相、大変お疲れ様でした」と言いたい思います。

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横峯良郎「テロに立ち向かうなんて言っているけど、全然成果が出ていない。」 /archives/2007/09/post_670.html Wed, 12 Sep 2007 11:49:20 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=909

 “さくらパパ”こと民主党の横峯良郎参院議員(47)は丸山氏の議場での“スタンドプレー”に苦言を呈した。「ヤジが飛ぶことぐらい予想できること。あんなことやらんでいい。黙って聞いていりゃいいのに」とめった斬り。さらに「ただの目立ちたがり屋の出しゃばり。場の空気が読めない」と吐き捨てた。
 また、丸山氏が9日、都内で行われた映画の試写会で横峯氏の“不倫&賭けゴルフ疑惑”について「政治家としての資格?皆さんが感じている通りじゃないの」とダメ出ししたことにも反論。「事実を何も知りもしないくせに、人のプライベートのことをどうのこうの言うな。今度、会ったら文句を言ってやる」と“宣戦布告”した。
 一方、安倍首相の所信表明演説を「30点」と採点。「テロに立ち向かうなんて言っているけど、全然成果が出ていない。日本は米国のガソリンスタンドじゃない」とあきれ顔だった。
横峯パパ「ただの目立ちたがり屋」@スポニチ Sponichi Annex ニュース 社会

不見識、非常識、品格なし。

 【イスラマバード22日共同】小池百合子防衛相は22日(日本時間同日)、イスラマバード郊外などでパキスタンのムシャラフ大統領、アジズ首相ら政府要人と相次いで会談した。
 海上自衛隊がインド洋で実施してきた米国やパキスタンなどの艦船への給油活動の根拠となるテロ対策特別措置法が11月1日に期限切れを迎えることを小池氏が説明したのに対し、大統領は「自衛隊の活動がパキスタンの参加継続には不可欠だ。ぜひとも活動の延長をお願いしたい」と特措法の延長を要請した。
 小池氏は「政府として(延長に反対している)野党に理解してもらう努力を続けていく」と、秋の臨時国会で延長実現に努める考えを示した。
 アジズ首相は「日本が活動を中止すると国際社会にネガティブなメッセージを与えることになる。主要国である日本がテロとの戦いにコミットしているというメッセージを与えることが重要だ」と強調。
大統領が特措法延長要請防衛相、パキスタン訪問 徳島新聞社 

この法律は単にアメリカのために支援している訳ではありません。現在、約20カ国がテロ撲滅のための「不朽の自由」作戦を継続中であり、またNATO全加盟国を含む37カ国が国際治安支援部隊(ISAF)に参加し、アフガニスタン全土で治安維持活動を行っています。さらに27カ国が地方復興チーム(PRT)に参加しています。インド洋では海上阻止活動(OEF?MIO)が行われており、我が国を始め8カ国が活動しております。我が国はこれまでに11カ国(米国、英国、イタリア、カナダ、ドイツ、フランス、オランダ、ギリシャ、スペイン、ニュージーランド及びパキスタン)に対して給油支援を行っております。私も防衛庁長官時代、インド洋上での給油活動を視察しましたが、高い技術と能力を要し、温度が50度を超える目玉焼きができる程の甲板の上で、砂塵に巻けず海上自衛官が懸命に給油活動に取り組んでいましたが、これは国際社会に対する目に見えた国際貢献です。先日、カナダ大使から、日本の給油活動のおかげで海軍が1週間港に引き返す必要がなかったと、心から感謝するとの謝意がありました。
中谷 元–Gen Nakatani homepage–

ちなみに平成19年4月までに謝意を表明している国
アメリカ・フランス・カナダ・パキスタン・アフガニスタン・イギリス・イタリア
これのどこが「成果が出てない」って?

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麻生太郎「ギザかわいいよりチョイ悪がいい」 /archives/2007/09/post_668.html Sat, 01 Sep 2007 01:09:53 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=907

 自民党の麻生太郎幹事長(66)が8月31日、党本部でスポーツ各紙の合同インタビューに応じた。自身の幹事長就任で「(党は)明るくなるんじゃねえか」と得意の“べらんめえ調”で自信満々。党や安倍内閣の目指す方向について「『ギザかわいい』より『チョイ悪』の方がいいんじゃねえか」と、タレントの中川翔子(22)の“しょこたん語”まで駆使してみせた。
麻生幹事長インタビュー「ギザかわいいよりチョイ悪がいい」@SANSPO.COM

太郎かわいいよ太郎
( *´Д`)ハァハァ

 参院選惨敗後の難局で幹事長に就任した麻生氏。「みんな必要以上に暗いね。トップにいる者が明るくないとな。オレは元々明るいから」。ネアカ幹事長は「お国しょって歩いているんだから、もっと胸張って顔上げないと」と強調した。
(中略)
 麻生氏といえば政界きっての漫画好き。アキバ系の支持も厚い。「オタクの暗いイメージってマスコミが作った。そんなに暗いかねー」と言い、「漫画を読むと時代がよく見える」「『なんと孫六』はメチャおもしれえな」などと漫画談義に花を咲かせた。

やっぱすげーわこの人。
他紙の記事:
麻生幹事長 しょこたん語知っていた@スポニチ Sponichi Annex ニュース 社会
安倍首相は「ギザカワユス」より「ちょいワル」がいい…麻生幹事長インタビュー:社会:スポーツ報知
報知の写真が良い感じ。

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町村外相:麻生氏の「自由と繁栄の弧」構想継承に慎重と毎日新聞 /archives/2007/08/post_666.html Wed, 29 Aug 2007 14:51:38 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=905

 町村信孝外相は28日夜、報道各社の就任インタビューで、麻生太郎前外相(自民党幹事長)が提唱した東欧からアジアにかけての新興民主主義国支援をうたった「自由と繁栄の弧」構想について「まだ私の耳になじんでいないので、(麻生氏から)よく話を聞いて考えたい。町村カラーはとりたてて仰々しい表現をするつもりはない」と述べ、継承に慎重姿勢を示した。
 麻生氏との差異について「北方領土、地球環境問題、資源問題、拉致問題など、それぞれ半歩、一歩でもいいから前進できればいい。大仰なスローガンを使って外交をするつもりはない。主張する外交は当然のあるべき姿だ」と語った。
 「自由と繁栄の弧」構想に関しては、安倍晋三首相は先に訪問したインドでの国会演説で日印関係がその要になるとの認識を強調していた。【中澤雄大】
毎日新聞 2007年8月29日 1時54分 (最終更新時間 8月29日 3時21分)
町村外相:麻生氏の「自由と繁栄の弧」構想継承に慎重 行政:MSN毎日インタラクティブ

(,,゚Д゚) んー。その観測は無茶だろ。
#中澤雄大だしなぁ。
#(参考:SHAKE THE FAKE: ロングブーツ・マジック。


例によって外務省から。

町村外務大臣会見記録(平成19年8月27日(月曜日)22時20分~ 於:本省会見室)
就任の挨拶
(外務大臣)この度、外務大臣を拝命致しました町村です。どうぞ宜しくお願い致します。クラブの皆様方とは、かなり頻繁にお顔を合わせることが多くなろうかと思いますが、皆様方から厳しく、かつ建設的なご意見、ご質問等を頂ければ有り難いと思っております。
 今も少し秘書官と話をしていたのですが、私が外務大臣に着任して早々に確か、この場だったと思うのですが、ある方からご注意というか、ご指摘というか、「こういうことをやったらどうですか」みたいなご意見があって、それをすぐ私は実行して、なるほど良いご意見を頂いたなと、案件を忘れてしまったのはお粗末なんですが、そのようなことがあったことを記憶しているものですから、どうぞひとつ皆様方から積極的な提言でも、あるいはまたこういう場であれ、個別であれ結構ですが、頂ければ幸いと思っております。
 外務省として、やはり外交の継続性というものがありますから、累次の大臣のこれまでの発言、実績等を踏まえながら、しっかりと外交の推進に当たっていこうと思っております。内容については先程、官邸で言ったことと重複しますので、むしろ皆様方からのご意見なり、ご質問があれば、承りたいと思います。私は体力には自信がある方ですので、一生懸命、全力を挙げて外務大臣の職責を全うしていこうと思っておりますので、よろしくお願い致します。
外務省: 外務大臣会見記録(平成19年8月)

おもっきり継続を明言してるじゃん(ワラ
ちなみに事務次官の会見からも。

事務次官会見記録(平成19年8月27日(月曜日)18時35分~ 於:本省会見室)
町村新大臣就任
(問)本日、新しい大臣に町村信孝さんが決まりましたが、それについての受け止めを教えて頂けますか。
(事務次官)町村新大臣は、既に私自身も次官としてお仕えしたことがありますし、基本的な外交に関する見方、考え方は安倍総理、あるいは前外務大臣の麻生幹事長に非常に似た考えの持ち主であると印象づけられております。そういう意味ではこれまで続けて参りました外交の一貫性、継続性という点から、安心してこれからまたお仕えしていく大臣であると評価させて頂いております。
 それからまた、町村新大臣は前回大臣をお辞めになった後も、外交には大変関心を続けて持たれ、ご自身の外交活動もされておりましたけれども、外交力強化ということでも大変大きな力を党内で発揮されまして、そういう意味でも非常に心強い大臣に来て頂くことになると思っております。
(問)麻生前大臣は、「自由と繁栄の弧」という方針を掲げていらっしゃったんですけれども、町村新大臣に変わってもそのような方針には変わりはないということでしょうか。
(事務次官)その点について、特に町村大臣と考え方の摺り合わせをさせて頂いた訳ではありませんけれども、町村大臣がその考え方に反対だと言われるとは想像しがたいところです。考え方そのもの、すなわち「主張する外交」、「価値の外交」、そしてまた外交の地平線を広げるという趣旨の考え方ですから、町村大臣にも強力に推進して頂けるのではないかと思っております。
外務省: 事務次官会見記録(平成19年8月)

( ´,_ゝ`)


願望を作文するだけで高い給料貰えるなんて良い仕事ですね。

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北朝鮮への人道支援に町村外相が前向きと読売 /archives/2007/08/post_665.html Wed, 29 Aug 2007 14:31:37 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=904

 町村外相は28日夜、読売新聞などのインタビューで、北朝鮮で発生した豪雨被害に対する人道支援を前向きに検討していることを明らかにした。
 政府は6か国協議で、拉致問題に進展がない限り、日本は北朝鮮支援に参加しないとしている。支援は人道的な見地からのもので、エネルギー支援などとは性格が異なるが、安倍政権としては初の対北朝鮮支援となる。外務省によると、北朝鮮に対する日本政府の人道支援は2004年に国際機関経由で食料や医薬品を送って以来。
(2007年8月28日23時17分 読売新聞)
北朝鮮の豪雨被害で人道支援検討…町村外相 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

んー。
どうも今までの外交路線と整合性が無い様な。
外務省を漁ってみる。

(問)一般的にWFPの方からも、北朝鮮の水害支援について話が来ているようですが、水害支援ということと拉致問題についての考え方については如何でしょうか。
(外務大臣)国連の色々な機関が色々な災害に応じて、各国に要請をして来る、今回は諸機関の統一アピールが現地の月曜日、従って日本では昨日火曜日に発出されたということですから、それを受けてどう対応するのか、そのことを先ず考えようということでありまして、未だ具体的にどうこうというところまで話は至っておりません。
外務省: 外務大臣会見記録(平成19年8月)

(,,゚д゚)  前向きっすか。

(問)水害支援ですが、具体的にどうこうという段階ではないということですが、何らかの支援は行おうということで検討しているのでしょうか。
(外務大臣)やるかやらないかを含めて今、考えているということです。
(問)北朝鮮に対する水害支援とはいえ、拉致問題を解決していない中で北朝鮮の支援に踏み込むことに国民の理解を得られるとお考えでしょうか。
(外務大臣)やるかやらないかは検討中だということを今、申し上げた訳であります。

( ´,_ゝ`)


まぁ願望で記事書くのもいい加減にしとけよと。

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民主党にブーメラン:横峯良郎参議院議員の賭けゴルフ /archives/2007/08/post_664.html /archives/2007/08/post_664.html#comments Wed, 22 Aug 2007 16:12:05 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=903 選挙戦中も年金履歴の虚偽申告を推奨したりと議員の資質を強く疑うに十分な言動を公にしてきた横峯良郎参議院議員ですが、新潮の記事からさらにそれを強く裏付けられることになりました。
さくらパパにスキャンダル!「辞めんといかんかねぇ」:社会:スポーツ報知

7月の参院選比例代表で初当選した民主党の横峯良郎参院議員(47)が、早くもスキャンダルに見舞われた。22日発売の週刊新潮が「『議員失格!』元愛人が剥(は)がした『さくらパパ』の仮面」と題し不倫と賭けゴルフを報じている。報道を受け本人は関係者に「(議員を)辞めんといかんかね」ともらしたという。党では10日間の“自宅謹慎”を言い渡し、沈静化を図る構えだが、民主躍進の象徴が“火薬庫”になりかねない状況となった。

ニューストップ > トピックス > 芸能 > 横峯良郎 > 「愛人」「賭けゴルフ」スキャンダル さくらパパ 議員の資格あるのか  – Infoseek ニュース
民主党からの公式な表明は無いようです。


これはすでにスキャンダルなどという次元の話ではなく完全な刑事事件です。
議員辞職とともに法の判断に従うべきでしょう。
刑法

第23章 賭博及び富くじに関する罪
(賭博)
第185条 賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。
(常習賭博及び賭博場開張等図利)
第186条 常習として賭博をした者は、3年以下の懲役に処する。
2 賭博場を開張し、又は博徒を結合して利益を図った者は、3月以上5年以下の懲役に処する。

先の参院選において日経新聞の参院選結果ページによれば横峯良郎参議院議員は211,828票を得ています。
このような不見識非常識な候補を公認してしまう野党第一党である民主党はどのような責任を取るんでしょうか。
任命責任ですよね。

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/archives/2007/08/post_664.html/feed 3
制服の子に悪いからクールビズとか止めよう /archives/2007/08/post_659.html Fri, 10 Aug 2007 02:49:43 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=897 割とウルトラバカであると評価したい発言。
制服の子に悪い…クールビズ廃止、西岡議運委長が突然提案 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は9日の理事会で、「(参院では)次の国会から『クールビズ』の申し合わせを廃棄したい」と述べ、次期臨時国会から本会議、委員会でのネクタイ着用を義務づけることを提案した。
10日に改めて協議するが、突然の提案に与野党とも困惑顔だ。
西岡氏は理由について、「制服を着た国会参観の子どもがいる中で、大人がリラックスした格好でよいのか」などと述べた。
参院では一昨年から、各党の申し合わせで6~9月は冷房温度を上げるかわりに、ネクタイ着用は義務付けないことにしている。参院の先例でも本会議場での「上着着用」が義務付けられているだけで、西岡氏の提案は一昨年以前の状態よりも「厳しい」内容だ。
西岡氏は参院での与野党逆転を受けて、7日に同委員長に就任した。
(2007年8月9日20時14分 読売新聞)

これはすごい。
毎日の見方では
クールビズ:西岡武夫氏「廃止を」 小池防衛相への当て付け? 民主からも異論”行政:MSN毎日インタラクティブ

西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は9日の同委理事会で、次の臨時国会からクールビズに関する参院の申し合わせを取りやめ、本会議や委員会審議で男性議員にネクタイ着用を義務付けるよう提案した。民主党理事ですら「寝耳に水」の提案だったといい、各会派は困惑、10日に改めて議論することになった。
西岡氏は「制服の子供が参観しているのに大人がリラックスした格好をしていていいのか」と主張したが、与野党理事からは異論が相次いだ。
クールビズは小池百合子防衛相が旗振り役。西岡氏の提案に対し、「新進党、自由党と行動をともにしながら、自民党に移った小池氏への当て付け」(民主党参院国対幹部)との解説が聞かれる。【平元英治】
毎日新聞 2007年8月10日 東京朝刊

(‘A`)だめだこりゃ。
参考:西岡武夫 – Wikipedia

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秘書に隣国人を採用する小沢一郎の非常識 /archives/2007/08/post_658.html /archives/2007/08/post_658.html#comments Fri, 10 Aug 2007 02:01:48 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=896 YONHAP NEWS

【東京9日聯合】日本の参議院選挙で圧勝した民主党の小沢一郎代表の秘書を務める韓国女性が注目されている。国際担当秘書の金淑賢(キム・スクヒョン)さんだ。金さんは2000年に当時自由党の党首だった小沢代表の秘書に抜てきされ、以来7年間にわたり小沢代表を陰で支え続けてきた。日本の政界では、自民党の議員が韓国人留学生をインターンとして起用するケースはあったが、韓国人が正式に秘書として採用されたのは金さんが初めてだ。
小沢代表の事務所で勤務する金さんは、国際関係の専攻を生かすため、朝鮮半島を含む国際情勢に関して補佐する業務を主に担当している。週に1回東アジア情勢を報告しており、中国、米国を含む複数のプロジェクトを企画進行している。また小沢代表を訪ねてくる日本の政治家だけでなく、海外の有力者らとの面談では通訳を担当し、選挙期間には他の日本人秘書らと同様に全国を飛び回り選挙支援活動にも積極的に取り組んでいる。

昔のエンコリで出てた名刺にソースが付いたわけですね。
言葉も国境も越える!日韓リアルタイム翻訳掲示板 enjoy Korea
というか、

 日本の政界に従事するという関係から、駐日韓国大使館とも随時政局などについて情報交換を行っており、アジア外交を重視する小沢代表の韓日関係に対する認識にも大きな影響を与えているものと金さんは自負している。

どう見てもスパイです。本当にありがとうございました。


ちなみに秘書ってどんな身分なんだろうと調べてみた。
秘書 – Wikipedia

* 議員秘書
国会議員の補佐をするスタッフの総称。議員秘書には私設秘書、公設秘書、政策秘書の三種類ある。公設秘書2名と政策秘書1名までが公費により任用される(国会法第132条)。これ以外の、議員の私費により雇用される秘書は、私設秘書と呼ばれる。
2名の公設秘書には任用資格について制限はないが、政策秘書は国会議員の政策担当秘書資格試験等実施規程第30条により「資格試験合格者登録簿又は審査認定者登録簿に登録された者の中から採用」するものとされている。政策担当秘書は、国会改革の一環として政策立案・立法調査機能を高めるために平成5年(1993年)創設されたが、十分に機能しているとは言い難く秘書給与詐欺・流用事件の温床ともなっている

国会法132条はこんな感じ
国会法

第132条 各議員に、その職務の遂行を補佐する秘書2人を付する。
2 前項に定めるもののほか、主として議員の政策立案及び立法活動を補佐する秘書1人を付することができる。

身分はどうかと言えば特別職の国家公務員にあたる。
国家公務員法

(一般職及び特別職)
第2条 国家公務員の職は、これを一般職と特別職とに分つ。
2 一般職は、特別職に属する職以外の国家公務員の一切の職を包含する。
3 特別職は、次に掲げる職員の職とする。
15.国会議員の秘書

国家公務員法第100条には守秘義務に関する規定がある。

(秘密を守る義務)
第100条 職員は、職務上知ることのできた秘密を漏らしてはならない。その職を退いた後といえども同様とする。

ちなみに罰則は109条

第109条 左の各号の一に該当する者は、1年以下の懲役又は3万円以下の罰金に処する。
12.第100条第1項又は第2項の規定に違反して秘密を漏らした者

では私設秘書に関してはあくまでも私人との契約であるとの解釈で上記の規定は適用外となりそうだ。


ちなみに金淑賢氏は私設秘書である。
民主党所属議員 公設秘書一覧@民主党 web-site

小沢一郎
政策 小原 貞裕
第一 大久保 隆規
第二 川邊 嗣治

という事は、小沢一郎に流れた情報をこの秘書がどこに流そうが国家公務員法で罰せられる事は無いというわけですね。


隣国なんてのは常に利害関係が発生する物で、その国の人間を罰則規定どころか守秘義務すら無い私設秘書として雇ってしまう。
こんな人間が野党第一党の党首であるという現実はちゃんと認識した方がいいんじゃないか。
というかスパイ防止法をちゃんと作らなきゃ駄目だろ。

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小沢一郎の不正蓄財に言及した記事 /archives/2007/08/post_655.html Wed, 08 Aug 2007 02:48:48 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=892 Yahoo!みんなの政治 – 政治記事読みくらべ – リベラルタイム – お見事! 小沢一郎の蓄財「三十五億円」=堤堯(ジャーナリスト)

野党もメディアも追及に躍起だが、政治とカネをいうなら、民主党にはもっと大きな問題がある。
 代表・小沢一郎の蓄財三十五億円だ。さらには民主党が出した参院副議長・角田義一の問題だ。角田は朝鮮総連から献金を受けていた。議員が外国から献金を受けることは禁じられている。こともあろうに北の将軍様の号令一下で動く総連から政治資金を得ていた。角田は早々と辞任したが、赤城と違って釈明の記者会見すらない。なんでも、
「本部から一切しゃべるなと命じられている」
 という。赤城のケースは十年間で九千万円、年にすれば一千万円足らず、月に百万円足らずの経費が問題とされる。くらべて小沢のケースはケタが違う。まずは四億円を超える事務所経費が問題となった。同じく事務所経費で辞任した行革相・佐田玄一郎の七千八百万円を遥かに超える。
 続いて十億円の蓄財が明らかになった。小沢は掻き集めた政治資金を資金管理団体「陸山会」に貸し付け、陸山会はこのカネで都内十一カ所に不動産を購入し、これを賃貸する。かくしてカネはカネを生み、資産は十億円を超える。不動産の名義は小沢本人だ。いずれ小沢の子が陸山会を引き継げば、贈与税も相続税もなしに済む。資産の維持・増殖、これに勝るものはない。要するにチンケな不動産屋が政治家をやっている。

これはとても良い記事だ。
魚拓をとっておこう。(魚拓)
小沢に関しては闇将軍の言及が印象深かった。
これは追ってエントリにしよう。

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何が問題なのかさっぱりわからない /archives/2007/08/post_654.html Tue, 07 Aug 2007 07:50:17 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=891 叩ければ何でもいいのかと。
東京新聞:長勢法相側に献金50万円 ビザ発給の照会の後に依頼の団体から:社会(TOKYO Web)

長勢甚遠法相(衆院富山1区)が支部長を務める自民党富山県第一選挙区支部が昨年九月、長勢氏が相談役を務める外国人研修生受け入れ団体「富瀋(とみしん)国際事業協同組合」(富山市、中田幸男理事長)から、五十万円の献金を受けていたことが七日、分かった。この献金前に、長勢氏の事務所は同組合からの依頼で、研修生のビザ発給について法務省に問い合わせていた。献金当時、長勢氏は官房副長官を務めており、約半月後に法相に就任した。
 長勢法相は七日の閣議後会見で「一般的な政治活動への支援として受け取ったと思うが、法相として誤解を受けてはならない」と述べ、既に組合側に返金したことを明らかにした。
法相の説明などによると、同組合は昨年八月、中国人研修生がビザの発給を受けられない理由について法務省に確認できないか長勢氏の地元事務所に相談。
 これを受け、長勢氏の東京事務所が同省入国管理局に照会し、回答を組合側に伝えた。その後、地元事務所は昨年九月六日、組合側から五十万円を受け取ったという。
 長勢氏はその後、九月二十六日に法相に就任。事務所側は組合側に返金し、第一選挙区支部は参院選公示前の今年七月四日、昨年分の政治資金収支報告書を修正したという。

  • 2006/08 中国人研修生のビザ発行について法務省に問い合わせ(当時官房副長官)
  • 2006/09/06 50万円の政治献金を受け取る
  • 2006/09/26 法務大臣に就任
  • (期日不明) 政治献金50万円を返金
  • 2007/07/04 政治資金収支報告書を修正

何度読んでもきっちり処理がなされているとしか思えない。
そもそも便宜供与でも何でも無く「ただ問い合わせしただけ」なわけだが。

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暴力議員をあっさり復党させる民主党と報道しないマスコミ /archives/2007/08/post_653.html /archives/2007/08/post_653.html#comments Tue, 07 Aug 2007 00:37:02 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=890 しばらくメディアの流れを見てましたが、まったく表に出てこないのでエントリ。
「木俣参院議員が民主復党」政治も‐政局ニュース:イザ!

 民主党は31日午前の常任幹事会で、女性に対する傷害容疑で書類送検(その後起訴猶予)され、民主党を離党していた木俣佳丈参院議員(愛知選挙区)の復党を了承した。

asahi.com:傷害容疑で書類送検されて離党した民主の木俣議員が復党 – 政治

 民主党は、飲食店の女性に暴力をふるった傷害容疑で書類送検され、06年2月に離党した木俣佳丈参院議員=愛知選挙区選出=の復党を認めた。木俣氏は昨年9月、離党後離脱した参院会派の民主党・新緑風会に復帰し、同党議員らと活動を共にしていた。

元となった事件の経緯は日刊スポーツが詳しかった。(というか他に残ってない)
2006/02/02:女性従業員に暴力、民主木俣議員聴取

愛知県選出の木俣佳丈民主党参院議員(40)が、飲食店で女性従業員に暴力を振るい、軽いけがを負わせたとして、傷害容疑で愛知県警の任意の事情聴取を受けていたことが1日、分かった。女性は愛知県警に被害届を出していたが、その後、木俣議員と和解し、被害届を取り下げたという。県警は同容疑で同議員を書類送検する方針。

2006/02/03:傷害容疑の木俣議員、辞職に言及せず

 議員辞職について質問された木俣議員は「被害者や有権者にひたすらおわびしたいという思いだけだ」と述べるにとどめた。

2006/02/04:木俣議員、参院職員もボコボコか

木俣氏は「初めて」と強調したが3日までに、民主党の元秘書を名乗る匿名の人物から国会関係者のもとに、木俣氏の暴力行為を告発する電話が寄せられていたことが分かった。この人物は「彼は秘書などに暴力をよくふるう」「特別委員会の委員長をしていた時、運転手である参院職員をボコボコにしたこともある。職員とは示談したが、示談金は会派の金から出た」などと指摘。木俣氏の議員辞職を求めたという。


そしてgdgdな2週間を越えて
2006/02/21:傷害容疑の民主・木俣参院議員が離党

 女性に暴力をふるい傷害容疑で書類送検された民主党の木俣佳丈参院議員(41)が21日、党本部を訪れ「党に多大な迷惑を掛けた」として、鳩山由紀夫幹事長(59)に離党届を提出した。民主党は同日の常任幹事会で、離党届の受理を決めた。
 木俣氏をめぐっては、傷害事件のほかにも素行に関する情報が党に寄せられていたため、執行部は2月前半に予定していた処分決定を先送りし調査。鳩山氏は「秘書に対する暴力の疑いを消すことができない」と指摘した。
 木俣氏は国会内で記者会見し「1人の国会議員として、国民のために最大限の努力をしたい」と述べ、議員辞職しない考えを強調。秘書に対する暴力疑惑については「受け止め方の違いということも含め、私はなかったと思っている」と否定した。

傷害に受け止め方の違いもへったくれもねーよと思いつつ。
当時の民主党のパブリックコメント。
民主党:木俣佳丈参議院議員の離党について(談話)

 木俣参議院議員の暴力行為について、党は事実関係の調査を行い、速やかかつ厳正に対処することを表明してきました。このため、党は本人からの事情の聴取はもとより、参議院執行部による調査、所属県連からの意見の聴取、関係者からの事情の聴取等を行ってきました。
 党は強制的な捜査権等をもっていないため、具体的事例を示すことは差し控えざるを得ませんが、調査の中で過去において秘書との間で問題となる行為があった疑いを払拭することが残念ながらできませんでした。

当時書かれたブログの中ではIrregular Expressionのエントリが分かりやすかった。
Irregular Expression: 民主党木俣氏はもっと厳罰を望んでいるはず

木俣議員は昨年12月29日に暴行事件を起した後に参議院内閣委員会で質問に立ってこんな事を言ってる

第163回国会閉会後 内閣委員会 第1号 平成十八年一月十七日(火曜日)
○木俣佳丈君 次に、子どもへの犯罪に対する厳罰化というものが必要ではないかと。つまり、言いたいことは、子どもへの犯罪が減らないのは刑罰が軽い、軽過ぎるからである(中略)刑法や、又はたとえ犯罪人が少年法の適用範囲になったとしてももっと重い厳罰を施すということが大事ではないかと思います

いや木俣議員、ご尤も!にしても、民主党は昨年の衆院選以降わずか4ヶ月で、覚醒剤所持で小林憲司被告、買収で計屋圭宏被告、弁護士法違反で西村眞悟被告の3人の国会議員経験者が逮捕されている。民主党議員の犯罪が減らないのは民主党の党倫理規則が軽すぎるんじゃないかという批判は内部から出て来ないのかよ?おもしろいね。
ま、質問してる本人が暴力沙汰で書類送検されてるんだからしょうがないのかも知れないが、上記の発言を見ると木俣議員は重い厳罰こそが自らの更正には必要だと思ってると思うぞ。ちゃんと彼の気持ちを汲んだ処罰を与えてやれよ、民主党!

2004年1月に学歴詐称で世間を騒がせた民主党の古賀潤一郎元議員を覚えているだろうか?
あの時も散々世間の批判を浴びながら民主党から古賀元議員は1月末に除名されたが実際に国会議員を辞職したのは2004年9月24日だった。
これが何を意味するかと言うと、現在の公職選挙法では議員の辞職や死亡で補欠選挙の必要が出た時、年に2回下記のようなルールで行われる

補欠選挙 – Wikipedia
補欠選挙を行うべき事由が生じる9月16日から翌年の3月15日まで(第一期間)に生じた場合は投票日を4月の第4日曜に、補欠選挙を行うべき事由が3月16日から9月15日まで(第二期間)に生じた場合は投票日を10月の第4日曜とすることとなった。

古賀潤一郎氏の選挙区は福岡二区。宿敵はあの山崎拓氏。民主党は補欠選挙でのダメージを減らし準備期間を稼ぐ為にわざわざ9月16日以降に古賀潤一郎氏を辞職させたんだよな。そうすれば補欠選挙は事件発覚後1年半近く後の2005年4月に行われる。
今回も同じ事やるんだろうな民主党。ほんとに姑息そして悪質。どうしてこんな面白い事をマスコミは報道しないんだろう。

goriさん残念。
辞 職 す ら し ま せ ん で し た。


なんというかもう語るに落ちるとしか言葉が出てこない。
傷害で書類送検されるという立派な刑法犯でもたった1年半の離党で禊ぎが済まされてしまうというこの軽さは何だ。
はぁ。これが野党第一党。
公式サイトあった。
参議院議員木俣佳丈公式ウェブサイト
掲示板の寂れっぷりが笑う。
ここで笑っておかないと脱力感しか残らん。
女性の権利だの非暴力だの声高に叫ぶ社民党もスルーとか。
もう存在意義ねーな。社民党。
ったく、この国の野党もマスコミもどんだけダメなんだ。

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やたら麻生外相が好きっぽいEUのソラナさん /archives/2007/08/eu.html /archives/2007/08/eu.html#comments Fri, 03 Aug 2007 04:46:00 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=889 フロ研より。

182 :日出づる処の名無し :sage :2007/08/02(木) 21:58:53 ID:nk9Znovi
あざやかに上着を脱ぐ太郎カッコヨス。
NHK ARF 北朝鮮の核問題を議論
(p)ttp://www3.nhk.or.jp/news/2007/08/02/k20070802000231.html
ロムロと
http://d.yimg.com/us.yimg.com/p/rids/20070802/i/r3517498286.jpg
ネグロポンテと


アッー!
185 :日出づる処の名無し :sage :2007/08/02(木) 22:01:26 ID:nk9Znovi
>>182
まちがいた。ネグロポンテじゃなくてEUのソラナさん。
あのいつもいつも太郎とベタベタしている人だ。今回もwww
202 :日出づる処の名無し :sage :2007/08/02(木) 23:19:03 ID:nk9Znovi
>>191
なんか知らんが太郎にはいっつもこうなんだよな、この人w

>>192
その辺の裏話、披露してほしいなあ。また官邸メルマガとかで。

なんか可愛いなw


ちなみにこのソラナさんってこんなひと。
ハビエル・ソラナ – Wikipedia
スペインの社会労働党員でフルブライター。
印象としては理想のためなら自分の信条を曲げる事も厭わない実利主義者みたいな。

NATOの司令官だったウェスリー・クラークがソラナに外交の秘訣について尋ねたさい、ソラナは「敵を作らないことと自分がわからないような、不要な質問を絶対にしないことだ」と答え、さらに「外交は円積問題のようなものだ」と加えた。
アメリカのNATO全権代表アレクサンダー・ヴェルシュボウはソラナについて、大西洋に隔てられたNATO加盟各国の首脳の団結が求められるときに、水面下で調整にあたり、意見を取りまとめるその能力は卓越したものだ、と評している。アメリカの外交政策に重要な影響力を持つ外交問題評議会(CFR)の場における演説は高い評価を受けた。またニューヨーク市に本部を置く東西研究所や外交政策協会(FPA)においても精力的に活動している。
ハビエル・ソラナ – Wikipedia

しかし、なんつー屈託の無い笑顔だ。
何か見てると癒される写真だなw

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年金問題のわかりやすい動画 /archives/2007/07/post_627.html /archives/2007/07/post_627.html#comments Tue, 10 Jul 2007 01:26:35 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=859
これはチャンネル桜かな?

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民主党衆議院議員 大串博志氏が暴力団組長の葬儀に香典を持って参列 /archives/2007/07/post_626.html /archives/2007/07/post_626.html#comments Fri, 06 Jul 2007 07:23:45 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=857 Yahoo!ニュース – 読売新聞 – 暴力団組長の葬儀で香典渡す…民主・大串衆院議員

 民主党佐賀県連代表の大串博志・衆院議員(比例九州、当選1回)が、佐賀市で6月に行われた暴力団組長の葬儀開始前に斎場に出向き、香典を渡していたことがわかった。
 大串氏は「軽率な行動だった」と述べたが、県連代表の辞任や、議員辞職については「責任の取り方を後援会や県連と相談したい」と答えるにとどまった。
 大串氏によると、6月16日に営まれた組長の葬儀開始の約1時間前、1人で訪れ、香典1万円を出し、約5分後に帰ったという。

Yahoo!ニュース – 時事通信 – 組長葬儀に民主衆院議員=県連代表「軽率だった」”佐賀

7月6日13時2分配信 時事通信
 民主党佐賀県連代表の大串博志衆院議員(比例代表)が、県内で先月刺殺された暴力団組長の葬儀で斎場を訪れていたことが6日、分かった。同氏は「軽率だった」と話している。
 大串氏は先月16日、刺殺された暴力団鶴丸組、鶴丸善治組長(68)の葬儀の約1時間前に佐賀市内の斎場を訪れ、氏名と住所を記帳。香典1万円を出した上で、遺族にお悔やみを述べたという。
 大串氏によると、葬儀前日に飲食店関係の支援者から「(鶴丸組長に)お悔やみを言いに来てくれ」と電話で依頼された。大串氏は鶴丸組長とは面識がなく、暴力団組長と聞いて断ったものの再度頼まれ、葬儀前に斎場へ行くことを決めたといい、「支援者のお願いで、断りきれなかった」と説明している。 

こ れ は ひ ど い


早速公式BLOGが炎上。
すかさずコメント欄閉鎖で沈静化を図っている模様。
衆議院議員 大串博志の国政日記:国会閉会
(http://blog.livedoor.jp/hiroshi_fromsaga/archives/50877983.htmlのキャッシュ)
まだwikipediaは変更されていない模様。
参考:大串博志 とは
よく考えたらこれって贈賄になったり公職選挙法違反になったりするんじゃねーの?と調べてみる
一番わかりやすかったさいたま市選挙管理委員会のページより

▼冠婚葬祭や地域のイベントなど、こんな時、こんな物も、寄附禁止の対象となります▼
・病気見舞い ・お祭りへの寄附や差入 ・地域の行事やスポーツ大会への飲食物の差入 ・結婚祝(政治家が結婚式や結婚披露宴に自ら出席し、持参する祝儀は処罰の対象から除かれます) ・香典(政治家が通夜や告別式に自ら出席し、持参する香典は処罰の対象から除かれます) ・葬式の花輪、供花 ・落成式、開店祝の花輪 ・入学祝や卒業祝 ・お中元やお歳暮 ・町内会の集会や旅行などの催物への寸志や飲食物の差入
さいたま市/寄附の禁止のルール

ということで、直接葬儀に参列し香典を出した大串議員はセーフだった模様。


この議員がどんな人物であったのかを議事録からサルベージしてみる。
平成19年05月30日 衆議院 法務委員会

○大串委員 民主党の大串博志でございます。
 犯罪被害者等の権利利益を守るための刑訴法の改正のための法律案、これは非常に重要な法律でございます。犯罪被害者の方々の権利を守り、かつ、社会の中で公平公正に位置づけるという意味において、この審議、非常に大切にしていきたいというふうに思い、早速質疑に入らせていただきたいというふうに思うわけでございます。
 さて、今般の法改正、社会の中の各般から非常に注目も浴びておりまして、いろいろな意見のあるところでございます。被害者の方々の中でも、非常につらい体験をした中から、今回提出されているような法律に関してぜひ進めてほしいという意見、そして、もっと慎重に議論してほしいという意見、いろいろある中での審議でございますので、我々も非常に神経を研ぎ澄ませた上で、事実関係を確認し、質疑を進めていかなければならないというふうに思う次第でございます。
 まず、これは事務方の方で結構でございますけれども、今般の犯罪被害者等の権利利益を守るための刑訴法の改正なんですけれども、今般の改正案に至る議論の経過について簡潔に御説明いただければと思います。
平成19年05月30日 衆議院 法務委員会より

法務委員会で犯罪被害者の権利を訴えながらその半月後に暴力団組長の葬儀に参列ってどんだけだ。ああ。ここで言ってる犯罪被害者ってのは暴力団関係者って事か。
それなんてギャグだ。
平成19年06月01日 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会

○大串委員 ありがとうございます。民主党の大串博志でございます。
 きょうは、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の一般質疑ということでお時間をいただきましたので、この政治倫理にかかわる件、そして公職選挙法にかかわる、最近のいろいろな動きがございます、トピックもございます。この件に関して、順を追って大臣のお考えをお伺いし、議論をさせていただければというふうに思う次第でございます。
 早速議論に入らせていただきますが、まず、政治倫理の点について議論をさせていただきたいと思います。
 政治倫理の確立というのは、洋の東西を問わず、古今を問わず、政治にとっては非常に重要な課題でございます。この政治倫理の問題がクローズアップされるとき、それは、近年においてはやはり政治と金、金にまつわる問題が政治にかかわってくる場合にいろいろな問題が起こってきたというふうに思います。
平成19年06月01日 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会  

狙ってやってるとしか思えないwwwwwwwwwwwwwwお前が言うなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


しかしこれって言い逃れできないよな。
民主党は角田義一といいどう決着を着けるつもr
2007/07/06 – 【政治】 民主党 角田議員 献金問題「一件落着」 民主労組系議員ら 群馬県知事選で小寺氏支持を表明
\(^o^)/


もうね、二大政党制とか馬鹿言うなと。

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民主党参議院議員円より子氏の時効に関する法律論 /archives/2007/07/post_624.html /archives/2007/07/post_624.html#comments Thu, 05 Jul 2007 08:36:40 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=855

民主党は「5年の時効」の撤廃をかねてから主張してきました。手続きを忘れていたからといって、これまで払ってきた年金がもらえないなんて、どう考えてもおかしいからです。
それなのに、政府は繰り返し、法律を盾にできないといってきました。そもそも社会保険庁のミスなのに時効を適用するのは間違いなのに。
参議院議員 円より子 Blog – ●消えた年金?民主党が取り上げなければ闇に?

「行政のミスで発生した場合は時効が進行しない」なんてのは見た事ないんですが。*1
いくら行政のミスであったとしても脱法行為(*2)を正当化するってのは議員としての資質を疑います。 *3


*1:(めんどいんで)国民年金だけに限定すれば時効は5年と国民年金法に書かれている。

(時効)
第102条 年金給付を受ける権利は、その支給事由が生じた日から5年を経過したときは、時効によつて、消滅する。
2 前項の時効は、当該年金給付がその全額につき支給を停止されている間は、進行しない。
3 保険料その他この法律の規定による徴収金を徴収し、又はその還付を受ける権利及び死亡一時金を受ける権利は、2年を経過したときは、時効によつて消滅する。
国民年金法

国会議員が正々堂々と法律無視を口にするとは恐れ入りましたwwww
*2:越法行為?
*3:あえて真似してみる。よく「資質を疑う」とか言ってますよねこの先生。久間とか柳沢とかに。

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久間発言とは関係ないけれど /archives/2007/07/post_622.html Tue, 03 Jul 2007 04:42:39 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=853 いや、関係ないとは言わんが。
第二次世界大戦をどう捕らえるってところで考えておかなければならんのは、「(少なくとも対米戦は)日本から喧嘩を売った事は間違いない」って事なんじゃないかと思う。
もちろんABCD包囲網であったりハルノート絡みでアメリカから突っついたってのもあるにしたとしても、手を出したのは日本であった事だけは承知しないとダメなんじゃないかな。
(以下続くかも)

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久間防衛大臣の発言に関して /archives/2007/07/post_621.html Sat, 30 Jun 2007 23:34:08 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=852 原文ぐらい読んでから批判したほうがいいよ。

《久間氏 ソ連、中国、北朝鮮と社会主義陣営、こっちは西側陣営に与したわけだが、欧州はソ連軍のワルシャワ条約機構とNATO軍が対立していた。そのときに吉田茂首相は日本はとにかく米国と組めばいいという方針で、自由主義、市場原理主義を選択した。私は正しかったと思う。
これは話は脱線するが、日本が戦後、ドイツみたいに東西ベルリンみたいに仕切られないで済んだのは、ソ連が侵略しなかったことがある。日ソ不可侵条約(※正しくは日ソ中立条約)があるから侵攻するなんてあり得ないと考え、米国との仲介役まで頼んでいた。これはもう今にしてみれば、後になって後悔してみても遅いわけだから、その当時からソ連は参戦するという着々と準備をしていて、日本からの話を聞かせてくれという依頼に対して「適当に断っておけ」ぐらいで先延ばしをしていた。米国はソ連が参戦してほしくなかった。日本の戦争に勝つのは分かった。日本がしぶといとソ連が出てくる可能性がある。
ソ連が参戦したら、ドイツを占領してベルリンで割ったみたいになりかねないというようなことから、(米国は)日本が負けると分かっていながら敢えて原子爆弾を広島と長崎に落とした。長崎に落とすことによって、本当だったら日本もただちに降参するだろうと、そうしたらソ連の参戦を止めることが出来るというふうにやったんだが、8月9日に長崎に原子爆弾が落とされ、9日にソ連が満州国に侵略を始める。幸いに北海道は占領されずに済んだが、間違うと北海道はソ連に取られてしまう。
本当に原爆が落とされた長崎は、本当に無傷の人が悲惨な目にあったが、あれで戦争が終わったんだという頭の整理で今、しょうがないなという風に思っているところだ。米国を恨むつもりはない。勝ち戦と分かっている時に原爆まで使う必要があったのかどうかという、そういう思いは今でもしているが、国際情勢、戦後の占領状態などからすると、そういうことも選択としてはあり得るということも頭に入れながら考えなければいけないと思った。
いずれにしても、そういう形で自由主義陣営に吉田さんの判断でくみすることになり、日米安保条約で日米は強く、また米国が日本の防衛を日本の自衛隊と一緒に守るということを進めることで…。戦後を振り返ってみると、それが我が国にとっては良かったと思う。》
久間防衛相の原爆「しょうがない」発言全文-国を憂い、われとわが身を甘やかすの記:イザ!

原爆投下そのものを肯定するつもりは無いけど、「ソ連が参戦する意思を見せていて敗戦確実な日本の士気はまだ高い」という状況下で日本を共産化したくないアメリカのとりうる戦略は他に何があったか。
結果論とはいえ日本は共産化せず民主主義国家として世界第二位の繁栄を誇っているわけで、その繁栄を享受している以上この流れは得心しなきゃならん。
という文脈に読めるんだが。
まぁ脇が甘いというか誤解生むなとは思うけど。


つか政治家の公演は政治家自身が録音/録画して公開するべきだと思うなぁ。
結局のところ新聞にしろテレビにしろ全部を載せるなんてのはなくて、どこかで抜粋される以上そこに人の意思が介在するのは不可避なわけで、防衛策としても広報としても全文公開こそが一番重要なんじゃないかと。
なんてことを麻生太郎の公演動画を見ながら思ったりした。
外務省: 外交フォーラム イン 仙台?麻生外務大臣と語る120分?「日本外交の4本柱」(概要)

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年金関連の話で思うところ(あと公務員制度改革とか) /archives/2007/06/post_620.html /archives/2007/06/post_620.html#comments Fri, 22 Jun 2007 05:49:57 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=851 社会保険庁の(民主党曰く)消えた年金問題でかまびすしい昨今、ちらりほらりとニュースを追いつつだらりだらりと考えてるんだが、なんで安倍政権が批判の対象になってるのかがよく分からないというのが本音のところ。
まぁ年金に対する不信感みたいなものは分からんでも無いのだけれど、それにしても政権に向かう類の話じゃないんじゃないかなぁとか。
そんな中でbewaad institute @ Kasumigaseki(以下BI@K)の次のエントリが素晴らしく良く書けていて(何か偉そうな書き方だな俺)いろいろ納得する点が多かったので紹介してみる。
山口浩さんの問題提起にお答えします。 | bewaad institute@kasumigaseki
特に不信感が「年金の超長期性」にあるというセクションはすんなりと心に入ってものすごく得心してしまう。ああ、こういう説明をされると少し冷静に見れそうだなと思いつつν速+あたりで話題になってる安倍内閣メールマガジンの内容について触れてみようかななどと思うというのが前振りってのはいくら何でも長過ぎじゃないか。


安倍内閣メールマガジン 第34号 縲怩「ざ公務員改革(2007/06/21)縲ﴀ＀F
先にポジションを述べるなら今回のメールマガジンは極めて真っ当でそれほど変じゃないんじゃないかと思う。
サマリーとして

  • 年金問題
  • 国会の状況
  • 公務員制度改革

の3点。

年金問題

 一連の年金記録の問題については、政府のトップである私に、最も大きな責任があります。この問題の解決を、私の内閣で必ずやり遂げます。
 年金記録を確認するための第三者委員会が25日から始動します。領収書などの証拠をお持ちでない方の場合でも、みなさんの立場に立って一緒に考え、筋道が立っていれば、年金を必ずお支払いします。
 責任の所在を検証するための委員会もすでに活動を始めています。今後とも、やるべきことを一つ一つ着実にやっていきます。

1段目で書かれているように、今回の年金問題ってのは今までの政権が本来責めを負うべきであるんだけど現在の内閣総理大臣がその責任の一端を握らなければならないってのは道義的にも正しい。
正しいけれども、安倍総理のせいでこのような問題が起きたかのように国民が捉えてしまうのはちょっとフェアじゃないと思う。フェアじゃないというか不条理というか。
もちろんそれによって総理の責任が軽減される訳ではないけど、就任一年にも満たない安倍総理の手腕を判断するにはあまりにも短すぎるんじゃないかと。
第三者委員会もベストとは言えないまでもベターな策であると思う。
というかそれ以前に安倍政権と民主党の救済策のポリシーからして安倍政権に利があるように思う。
自民党のポリシーは数々の報道から「受給資格の喪失に関しては時効撤廃で救済」「基本は受給者の自己申告で対応」「年金だより制度の新設」「第三者機関で公平な救済」「即効性重視で救える部分から順次救済」で、民主党は「無条件の時効撤廃」「社保庁マターで対応」「年金通帳の新設」「全てのデータ統合をしてから施策の決定」「広範な救済」あたりかと。
参考:
社保庁法案と年金救済法案、参院で審議入り|政策|政治|Sankei WEB
本物の被害者補償実現へ 一年かけて立案した 民主党の「消えた年金」被害者補償法案提出 ー 民主党 web-site
どちらも結果的にはそう大差ないんじゃないかと思う。
でも、民主党案は調査/データ統合がどれほどの日数、どれほどの期間、どれほどの予算がかかるかが明示されていない以上、自民党案よりも即効性が担保されていないという批判は免れないと思う。
問題はここにあって、基本的に俺も含めた現役世代は「今すぐ統合される必要なんて無い」ってのを忘れちゃいけないんじゃないかと。
逆に受給世代ってのは今まさに年金を受けて生活をしてるわけだ。
だとしたら優先順位は自ずと明らかなんじゃないか?
三位一体の改革に関連して「住民税が増えて生活がままならない」と言うような層は当然ながら自民党案のがメリットが多いというのは知ってて損じゃないと思う。

 日本共産党議員団のもとには「毎日五円、十円を節約して暮らしてきたのに、今回の増税でいっぺんに持っていかれる。年寄りは早く死ねということか」(品川区)など、悲鳴ともいえる声が多数寄せられています。
住民税増税/問い合わせ6万件超す/都内の31区市町

更に民主党は「『年金記録が消えた』という人たちの訴えは、基本的に認めるという前提に立たないとなんの解決にもならない」などと年金の根幹部分を失墜させかねないような大暴言を言い放ってる。
参考:
ニュース速報+ / 【政治】小沢民主党代表『年金記録が消えた』という人たちの訴えは、基本的に認めるという前提に立たないとなんの解決にもならない」@2007/06/06 – PukiWiki
小沢代表:消えた年金記録問題、挙証責任は政府に (民主党三重5区 金子洋一)
俺はこれこそ現役世代が怒らなければならない発言だと思う。
なぜなら、年金制度は常に「現役世代が(さらに前の受給世代を支えてきた)受給世代を支える」のが基本理念にあるわけで、小沢代表が言っている事はそれを覆し「現役世代はその誰彼を問わず受給世代を支えろ」と言っているに他ならない。更に国庫負担を増やそうなど現役世代に対する二重三重の負荷だ。
民主党はさておき、自民党の政策はそれなりに筋が通っているしそこまで捨てたものでは無いんじゃない?
参考:amaochi.comの人はさすがやね。
解決のためには誰を問うのか@バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳
問題を解決するために考えよう@バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳

国会の状況

国会は大詰めを迎えています。
 
会期末が迫る中、年金関連法案など何としても成立させなければならない重要法案がまだ残っています。

考えるまでもなく安倍内閣になってからものすごい勢いで法案が通ってるんだよなぁ。
教育関連3法案しかり、イラク特措法の期間延長しかり、刑事訴訟法の「被害者参加制度」だの。
割と懸案になってたものとか、外交上必要な改正イラク特措法とか正に粛々と採決してるのはメディアがどう言おうが評価せざるを得ない。
というかそろそろ「強行採決」って言葉は無くしたらどうかとか思う。
少なくとも絶対安定多数を持った与党に対して使うんじゃなくて、野党に対して「ノイジーマイノリティー戦略」とでも言えばいいのに。
参考:
派兵延長・教育3法 成立/与党強行 戦争する国作り狙う/会期12日延長与党方針決定
改正イラク特措法成立、復興支援活動を2年間延長 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
「被害者参加制度」関連法成立、被害者の会が喜び語る : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

公務員制度改革

公務員制度改革も待ったなしです。
日本の公務員は、戦後日本の発展に大きく貢献してきたと思います。しかし、時代の変化の中で公務員に対する国民の認識も変わってきています。
バブル崩壊後の厳しい経済状況や、激化する国際競争の中で、民間では、リストラの断行、年功序列から能力本位への転換など、生き残りをかけた努 力が行われてきました。
にもかかわらず、公務員だけが、誰も責任を問われ ることなく、時期がくれば昇格する古い人事システムを温存してきました。  
度重なる官製談合は、公務員に対する国民の信頼を大きく失墜させたと言 わざるをえません。世界の中の日本をどうつくっていくかを考えねばならな いときに、相も変わらず小さな利益にとらわれ、利益誘導を図る。
いつまで、 こんなことを繰り返すのか。
この体質は、根本的に改めねばなりません。

まったくもってその通り。

もちろん、まじめで優秀な多くの公務員がいます。志の高い公務員が、その実力を遺憾なく発揮できるようにしていく。こうした思いで、公務員制度改革のための法案を今国会に提出しました。
この法律によって、各省庁による不透明な天下りあっせんはなくなります。 権限や予算と、人事との関係を完全に断ち切ることができます。OBによる 利益誘導は厳しく規制し、不正な行為には刑罰をもってのぞみます。
公務員が再就職をする場合には、各省庁から独立した官民人材交流センターに一元化し、そのプロセスを透明化します。公務員のリストラを促すため には、むしろ、こうした透明なシステムが必要です。

ここすごい誤解してる人いる様な気がする。
官製談合の温床になってたような天下りって結局のところ各省庁、各職員が勝手に天下ってて立法府のコントロールが効かなかった事がそもそも根幹の問題であって、政府案はそれをガラス張りの組織に一本化することで「監視と制御可能な」人材利用ができるようにって案なわけで。
何で天下りだの再就職だのするかって言えば、言うまでもなく退職してから年金貰い始めるまでの期間のメシを稼ぐってのは民間も公務員も一緒なんじゃないのかと。
更に言えば退職する公務員にってのは(そりゃとことんまで腐ってダメなやつもおるだろうけど)長年行政に関わってきた行政のエキスパートなわけで、その知識が活用できるのであれば活用しましょうってのは日本の国益を考える上でもそりゃそうですねとしか言い様がないでしょと。
という意味で与党案てのは極めて妥当だなーと思うわけです。

「公務員は民間に再就職させずに、全員が定年まで働けるようにした方がいい」という意見もありますが、私には理解できません。
「行政改革を進め、筋肉質の政府をつくるべき。」これは国民の声です。
公務員であっても、いや、公務員であるからこそ、リストラから逃れるこ とはできません。公務員が増えて肥大化するのでは、本末転倒です。求めら れている能力に欠ける公務員には、やはり去ってもらわねばなりません。
官のリストラを進めていくと同時に、天下り問題を根絶していく。これが 政府案の考え方です。

公務員を退職させる事をリストラと呼ぶのは慣用的に正しいとは思うんですがちっと違うかなと。
むしろ政府がやろうとしている公務員制度改革自体が本来の意味でのリストラ(re-structuring)なんじゃないかと。
こう見ると安倍政権って地味ながら極めて順当に事をすすめてるんじゃないかね。
マスコミに踊らされて好き勝手言うのもいいんだけどあんまり知性的な行動じゃないんじゃね?とは思う訳です。
つか批判するならソースぐらい読むといいよ。

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亀井先生がご乱心でござる /archives/2007/06/post_618.html /archives/2007/06/post_618.html#comments Tue, 19 Jun 2007 10:00:24 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=849 フジモリ元大統領に国民新党が出馬要請 – 社会ニュース : nikkansports.com

フジモリ元大統領に国民新党が出馬要請
 南米チリに滞在し、ペルーへの引き渡し審理のため自宅軟禁下にあるフジモリ元ペルー大統領(68)に対し、日本の国民新党は18日、参院選の比例代表公認候補として出馬するよう正式要請した。同党関係者が明らかにした。元大統領は明確な回答を避けたとみられ、同党側は説得を続ける方針。
 国民新党の亀井静香代表代行が元大統領の政治手腕を高く評価、同党の「看板候補」として今年になって出馬を打診していた。フジモリ氏は日本国籍も保有し、公選法上は外国で自宅軟禁されていても立候補は可能。出馬すれば外国の元国家元首が日本の国政選挙に出る初のケースになるとみられ、当選した場合は、引き渡し審理の行方にも微妙な影響を及ぼしそうだ。
 亀井代表代行の秘書が18日、首都サンティアゴ入りし、フジモリ氏の滞在先を訪れた。
 関係者によると、フジモリ氏と亀井氏は旧知の間柄。1990年から10年間の大統領在任中、フジモリ氏は隣国エクアドルとの国境紛争を解決したほか、破たんしたペルー経済の再建や治安の回復などを果たし、亀井氏が政治手腕を高く評価していたという。
[2007年6月19日11時42分]

( ´Д`) 静香ちゃん何やってんの静香ちゃん
これ国際的に相当問題あるんじゃないのか?

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何か違和感を覚える依存症の独り言さんの改憲論 /archives/2007/06/post_617.html /archives/2007/06/post_617.html#comments Thu, 14 Jun 2007 07:15:14 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=848 依存症の独り言: 日本国憲法を改正せよ!

なぜ憲法改正が必要なのか?
それは、この憲法が米国によって作られたものだからである。
もちろん「米国によって作られたものでも中身が素晴らしければよいではないか」と主張する人たちもいる。
が、「米国の米国による米国のための」憲法の中身が素晴らしいわけがない。
確かに「主権在民」と「基本的人権の尊重」を高らかに謳いあげたところは素晴らしい。この点を否定する人は少ないだろう。が、第9条がこの憲法をぶち壊している。
この条文があるために、憲法そのものがダメなのである。

書いてる事は分からないではないけど、これじゃ9条原理主義の右版になっちゃってる気がする。右と左で原理主義に陥ったらマジョリティは無関心に寄るよ?
というか今の憲法ってそれほどダメか?という部分にちょっと違和感が。


俺自身改憲論者だけど正直そこまで今の憲法がダメだとは思ってない。
むしろ、この憲法があったからこそ軽武装経済重視を打ち出す事ができて、結果、日本はここまで発展してこれたとすら思う。
(これが朝鮮戦争やベトナム戦争の時に重武装まで方針を転換していたら世界第二位の経済大国になんて到底なれなかったでしょと。)
こんな方針が立てられたのは間違いなく平和主義憲法であった事と、その憲法がアメリカ起草によって作られていたからこそなわけ。
そう考えると例え「米国の米国による米国のための憲法」であったとしても運用によって素晴らしい成果を挙げてきたという事は改憲論者でもというか「改憲論者だからこそ」ちゃんと認めなきゃならんでしょう。
そうでなければ、今まで日本を軍事的に庇護してきたアメリカに対して全くフェアネスを欠く事になる。(勿論GHQや当時のアメリカ政府が行った事に対して好感を抱けないという心情は理解できますがそれは別論でしょう。)
憲法が成立以来一貫してダメであったという主張はそういう意味で違和感を覚えるというか到底受け付けられないし、そういった主張は改憲を目指すのであれば避けるべき論だとすら思う。
ただ、過去においては有用だった憲法が未来においても有用かと言えば「それは違う」となるわけで、勿論憲法成立当時と現在の国際情勢や周辺醸成はそれこそ天と地ほどの開きがあり、今の憲法(9条)によって「国益を損ねている」ないし「国益を損なう有意な可能性がある」と判断するからこそ俺は改憲したほうが良いと判断してる。


というか「アメリカが作った憲法だから改正しなきゃならん」という論にも盛大に違和感を感じてて何か変な感じ。
そう主張する人はアメリカで作られたiPodは使えるけど中国で作られたiPodは顔真っ赤にして返品しに行ったりするんですかね?ホンダは許せるけどアキュラは許せないとかそういう事ですか?
何か違うでしょ。
これが

GHQ影響下にあった当時の国会の承認による憲法発布は国民の合意によるものとは言えない。
よって国民投票法に基づいて現在の憲法の”追認”投票を行おう。
これで否決されたら改めて改憲論議に入ろう。

という話であれば、確かに国民主権をうたってる憲法の成立手続きの中に国民の意見が入ってなかったってのは憲法自身が抱えた矛盾だと思うし、「面倒くせぇなぁ」と思いつつも同意はできる。(海外から見ればこんなの茶番以外の何物でもないし、そんな事やってる事実によって法治国家の名が毀損されるとも思うけど。)


結局のところ我々日本人が今までこの憲法の庇護下にあり、そのメリットを享受してきた事は厳然たる事実であり、改憲か護憲かを問わず現在までの憲法のあり方について(批判はともかく)否定はしてはいけないんじゃないでしょうかね。

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/archives/2007/06/post_617.html/feed 2
気付かなかった山拓先生のBLOG /archives/2007/05/blog_3.html Fri, 11 May 2007 02:41:17 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=847 あったのね。
山崎 拓 Blog –
コメントもトラバも解放中ヽ(゚∀゚)ノ ノーガード
以下R18


トラバ避けにimenu経由で。
山崎 拓 Blog – ゴールデンウィーク訪中・訪韓報告

 日中関係では“歴史を鑑みとして未来志向で戦略的互恵関係を発展させる”という原則の下、昨年10月の安倍訪中と今年4月の温訪日の成果を無にしないように、政冷経熱状態から脱して、経済その他の関係を発展させ、ウインウインの関係で行くことを確認しました。

ウインウインの関係でこれを想像しちゃって、ああさすがはエロ拓先生ですね はっはっは。とか考えた俺はもうダメかも新米。

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長崎の銃撃事件について思う /archives/2007/04/post_615.html Tue, 24 Apr 2007 02:36:12 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=844

 長崎市の伊藤一長(いっちょう)市長(61)が射殺された事件で、逮捕された指定暴力団山口組系「水心会」会長代行、城尾哲弥容疑者(59)は約1メートルの至近距離から市長の背中に向けて1発目を撃っていたことが18日、わかった。さらに、うつぶせに倒れた背中へ2発目を放ち、銃弾はいずれも心臓を貫通していた。市長が選挙カーを降りた直後の犯行で、待ち伏せていたとみられる。こうした状況や本人の「殺すつもりだった」などの供述から、長崎県警は威嚇などの意図はなく、城尾容疑者が当初から明確な殺意を抱いていたとの見方を強めている。
asahi.com:市長への発砲、背後1メートルから 支持者装って接近 – 長崎市長銃撃

長崎の現役市長が暴漢によって射殺された事件について非常に痛ましく思いつつ、酷く違和感を感じてる。
というのは、この事件の報じられ方であったりブロゴスフィアの反応だったりが何となくダチョウ倶楽部の「押すなよ!絶対押すなよ!」的なものじゃないかと。
YouTube – ダチョウ倶楽部
違和感の原因は何かと言えばこの事件を「テロ」と言う事に尽きる。


テロとは何かを表すのに一番すっきりしてるのは警察庁組織令第39条だと思う。

国際テロリズム対策課においては、次の事務をつかさどる。
1 外国人又はその活動の本拠が外国に在る日本人によるテロリズム(広く恐怖又は不安を抱かせることによりその目的を達成することを意図して行われる政治上その他の主義主張に基づく暴力主義的破壊活動をいう。)に関する警備情報の収集、整理その他これらの活動に関する警備情報に関すること。
テロリズム – Wikipedia

テロとは先ず「自分の主義主張」という目的があっての暴力/破壊などを表すわけで、つまるところ暴力は手段になるわけ。更に厳密に言えば暴力の対象は当事者以外の第三者に向かうのがテロだと思う。
纏めれば以下の構成要件が満たされなければテロとは呼べないかと。

  1. 自分の主張を認めさせる事が目的
  2. 暴力/破壊は手段
  3. 暴力/破壊は利害関係者ではない第三者に向かう

国際テロ組織と呼ばれる組織がやっている事はバッチリそのままこれに当てはまる。
例えば9.11のアルカイーダなどは「反米、反ユダヤで親ムスリムな世界を実現する」という目的の為に(アメリカ政府ではなく)無辜の市民を標的とした武力行使(手段)を行っている。
なぜターゲットではなく第三者を狙うかといえば対策の難しさ(逆に言えば成功率の高さ)と、市民に広がる恐怖感(terror)によって世論を誘導しようという狙いに他ならないわけで。
この後者こそが大規模なテロが起こったときに複数のテロ組織が犯行声明を出す理由に他ならないわけ。
要するにテロに便乗して自分たちの意見も通してしまおうという火事場泥棒的な意図が働いてると。
テロかどうかのグレーゾーンにいると俺が思うのはハンガーストライキ。(ハンガー・ストライキ – Wikipedia)
これも自分の主張を通す為に自分に対する暴力を行っているとすれば一種のテロ行為であるとは言えると思うけど、上記構成要件の3つ目を満たしてない。
これに関してはちょっと自分でもまとまってないので保留としたい。


さて、振り返って今回の事件はどうだろう。
城尾哲弥容疑者の自供が報道されるところによると

 城尾容疑者は調べに対し、市発注の歩道工事の現場にあったくぼみに自分の車が転落した事故や、知人の会社への公的融資などをめぐって市への不満を募らせていたと供述。県警は、暴力団の組織とは関係なく、市や市長に対する恨みなど個人的な動機による単独犯行とみている。
asahi.com:市長への発砲、背後1メートルから 支持者装って接近 – 長崎市長銃撃

と、個人的な怨恨の線が極めて強いと言える。
これがテロであるならば、自らが認めさせたい主張を世に伝えることによる世論による主張への迎合を狙わなければ筋がおかしなことになるし、実際どの組織もこの事件に対する犯行声明を出してはいない。
この一点を持ってしてもこの事件をテロと結びつける事は出来ないと言える。


しかしこの事件に関する報道はテロと結びつけたくて仕方が無いようにしか見えない。
Google 検索: 長崎 銃撃 テロ
以下に一部を抜粋する。

 伊藤市長を撃った男の詳しい動機や事件の背景はまだ分からない。
 だが、その暴挙は決して許されない。公職者に対する非道であり、民主主義を冒涜(ぼうとく)する愚劣な行為である。法治国家として認められない。
(中略)
 被爆地の市長として自民党の中川昭一政調会長の核保有議論をめぐる発言や北朝鮮の核実験を強く批判していた。昨年8月の長崎平和宣言では「2006年を再出発の年とすることを決意し、恒久平和の実現に力を尽くすことを宣言します」と訴えた。
 政治家への暴力行為は、言論の自由を封殺するにも等しい。
【主張】長崎市長銃撃 許されない暴力団のテロ|主張|論説|Sankei WEB

 この暴力団幹部は至近距離から伊藤市長の背中を撃った。問答無用の卑劣きわまりない犯行だ。民主主義と地方自治の根幹をなす選挙戦ただ中の凶行は社会への重大な挑戦だ。言論を暴力で封じ込める蛮行を繰り返させてはならない。
愛媛新聞社ONLINE 長崎市長銃撃 卑劣なテロを断じて許さない

伊藤氏は候補者として動き回っており、警備も決して万全ではなかっただろう。
 そこを狙ったのだとしたら、卑劣としかいいようがない。
 どの候補者も、おちおち選挙運動をできなくなる。
 暴力で選挙と地方自治を封殺しようとするテロ行為だ。民主主義に対する挑戦であり、なにがあっても許してはいけない。
社説 北海道新聞

このようにテロであると断定した上での報道は「民主主義に対する挑戦であり、なにがあっても許してはいけない」(北海道新聞)などという勇敢なコメントを付けようともテロリストに利する行為であると思う。
何故ならば、このように報道することは犯人(容疑者)の主張を大々的に流布する事に他ならず、それ自体が「彼らはそのような目的の為なら手段を問わない」という認識を広める事であり、ひいては恐怖感の流布であるから。
でも振り返れば有史以降暴力団とはそういう集団である事実は枚挙に暇がない。
誤解を恐れず言うならば、今回の事件は「現役市長が銃撃された事以外、その他の暴力団の事件と変わらない」だろう。
そう。この事件はテロでも何でもなくただの殺人事件でしかないのだ。
これを無為にテロだテロだと騒ぎ立てる事は世論に無意味な恐怖感を植え付ける事になり、それこそがテロリズムの標的となる土壌を醸成している事に気付かねばならないと思う。


そういう意味でこの報道は上島竜平が熱湯風呂の淵で「押すなよ!おまえら絶対押すなよ!」と言っている姿に重なって見えてしょうがない。
押すなと言われれば押したくなるのが人情ってもんだろう。

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民主党長島昭久氏の民主党 党戦略評 /archives/2007/04/post_614.html Mon, 16 Apr 2007 09:51:51 +0000 http://v-182-163-78-5.ub-freebit.net/?p=843 長島昭久 WeBLOG 『翔ぶが如く』 これが政権交代可能な野党か…!?

国民投票法案、米軍再編促進法案が衆院可決。
わが民主党は、いずれも与党案に反対。
議席に坐ったまま思わずうめくほかなかった。
「これが、政権交代可能な野党の姿か・・・。」
党人としての務めとはいえ、頭と体が引き裂かれるような苦い思いだった。
今朝の各紙の報道にもあったように、国民投票法案の修正協議は合意寸前まで行った。全権を委ねられていたはずの交渉団(憲法調査特別委員会理事)による合意への最後の努力を潰したのは、本国(党執行部)の指示だった。いや、党執行部の思惑といっていい。自民執行部には、現行憲法96条に明記されている憲法改正の手続法の制定にすら反対する民主党を印象づける思惑が、対する民主党執行部には、国民生活の喫緊の課題そっちのけで憲法改正に突き進む安倍政権の的外れを浮彫りにしようとの思惑があった。
こうして最初から結論が決まっているのだから、交渉が成立する道理はない。少なくとも、私の目から見て、最後に残された2つの論点:(1)国民投票の対象を絞る規定でも、(2)公務員の行動に関する規定でも、両者の違いはほとんどなく、決して合意できないものではなかった。枝野憲法調査会長も粘り強く論点整理を重ね見事に与党を説得したし、船田元与党理事も真摯に対応してくれたし、中山太郎憲法調査特別委員長もフェアな運営を心掛け、最後までじつに立派だった。
しかし結果は決裂。野党は与党を批判し、与党は野党を非難する。これが議会制民主主義の現実だから、仕方がないか。しかし、それにしても、もう少し別な戦い方はないものか。わが党として政権交代を可能にするような別のやり方はなかったのか!

長島昭久 WeBLOG 『翔ぶが如く』 政権交代可能な野党再考
非常に真っ当な評価だと思います。
こういう風にちゃんと評価できる政治家が中心にいることができれば民主党ももう少しまともな政党になるんじゃないかと。

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